■コマネチ大学数学科103講:フラッグ

 北京オリンピックも終わたけれど、「まさか、北島康介が溺れるとはなぁ」とは、マス北野の弁(「たけしのコマ大数学科」は、北京オリンピック前に収録されたもの^^;)。

問題:直線に沿って1メートルおきに旗が13本立ててある。左端からスタートして、全部の旗をどこか1箇所に集めたい。ただし、一度に持てる旗は1本のみ。移動距離を最短にするには、旗をどこに集めたらいいか。また、その最短移動距離を答えよ!

【遊び方】旗の上についている数字は旗の数。どこか1箇所に集めると何本あるかわからなくなっちゃうからだ。[START]ボタンを押し、キーボードの[←]、[→]キーで移動。[↑]キーで旗を取り、同じく[↑]キーで旗を置く。13本の旗を1箇所に集めれば終了。赤い数字が移動距離。やり直すときは、[START]ボタンを押してね。

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■海外ドラマ:NUMB3RS~天才数学者の事件ファイル

 FOXTVで「NUMB3RS~天才数学者の事件ファイル」シーズン2のスタートに先立って、シーズン1を連日放送している。この番組がじつにおもしろい^^;

Numb3rs

 第6話では、「リーマン予想」が登場する。20世紀終盤に「フェルマーの予想」も「ポアンカレの予想」も解かれ、「フェルマーの定理」(ワイルズの定理と呼ぶべきか)、「ポアンカレの定理」(こちらも、ペレルマンの定理と呼ぶべきかも)となったが、「リーマン予想」は現在も解かれてはおらず、「予想」のままだ。

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■書籍:[非公認]Google入社試験

 「[非公認]Google入社試験」から問題をひとつ。たとえば、0~11までのすべての数に「1」という数字は、1、10、11だから4個含まれているよね。このように「1」の個数を数える関数があったとする。この関数に引数として与えた数と、返ってきた答えの数が一致、つまり、f(n)=n、となる、「1」を除き、次に条件が一致する数を答えよ!

【遊び方】ステッパーの「▲」と「▼」で数値を決め、「Start」ボタンをクリックする。「最大値」のチェックボックスをクリックすると、最大値「200000」までの「1」の数をカウントし、もし「f(n)=n」になったら、停止する。ま、f()の幅が広いので、かなり大きな数になるだろうと推測できる。これをすべて数え上げるには、大変な時間がかかる。結果を待っていられない人は、ひまつぶしに記事の「続き」を読んでね^^;

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■コマネチ大学数学科102講:花の東大生数学祭り(2)

 先週に引き続き「たけしのコマ大数学科」は、花の東大生数学祭り。「コマ大数学クイーン」の座を賭けて、女の熾烈な闘いが繰り広げられる、コマ大ダービー。負けて最下位となれば、ジャージを着て、コマ大数学研究会の体を張ったロケに付き合わなければならない^^;

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 先週は、第3問の「あみだくじ」で、マス北野が速攻で1抜けしたところで終わった。東大生の中で最初に正解したのは、山田茜(100点)、2着は、木村美紀(90点)、3着、生駒尚子(80点)4着、岡本麻希(70点)、5着、伊藤理恵(60点)、6着、衛藤樹(50点)7着、小橋りさ(40点)が加算された。その得点表が上の図。なんと、古馬の木村美紀が1位。制限時間内で正解に辿り着けなかったのは、ポヌさんだけとなった;; ポヌさん、がんばれ! 「あみだくじ」の問題と解答は、前回の記事を参考にしてね。とくに補足することもないので、今回は第4問からいくよ。

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■書籍:数学迷宮

 「数学迷宮」は、小島寛之センセのデビュー作(1991年刊)なのだが、どうしても読みたくて、アマゾンのマーケットプレイスで古書を入手した(現在は絶版のようだ;;)。

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数学迷宮
~メタファーの花園に咲いた
一輪のあじさいとしての数学~
CANTOR*REQUIEM

小島寛之/著

新評論(1991年刊)

 結城浩さんの「数学ガール フェルマーの最終定理」と対比させて読んでみると、本書の第1章「異界からインサイド・ルッキングアウト」は、さしずめ、元祖「数学ボーイ」といったところか^^;

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■書籍:数学ガール フェルマーの最終定理

 多くの「数学ガール」の読者が待ち望んだ、第2弾。また「僕」、ミルカさん、テトラちゃんと一緒に数学することができるのだ。

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 前作の「数学ガール」に引き続き、爺は、いちはやく出版前の原稿を読むことができる「レビューワ」という名誉を授かることができた。まるで、朝露に濡れた野菜や果物を、その場でもぎって食べるような贅沢さだ。結城さんに感謝。本書は7月30日刊行だから、だいぶ紹介が遅れてしまったが、もったいなくて、まずは、爺の気持ちの高ぶりが落ち着くまで、少し時間が欲しかったのさ^^;

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■コマネチ大学数学科102講:花の東大生数学祭り(1)

 「ガスコン研究所」では、マス1グランプリや数学ワールドカップSPなどをカウントしているため、通算102講だが、番組では、祝100回記念の「たけしのコマ大数学科」。今回は「花の東大生数学祭り」だよ!

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 各馬ゲートイン。栃木の厩舎に勤めていたことがあるという、阿部定忠治の予想では、本命馬は、東大理三、秒殺シスターズのトウダイテイオー(衛藤樹)、対抗馬は、同じくスリーポイント(伊藤理恵)、おさえは、トマトインパクト(山田茜)、大穴は古馬、キムラキャップ(木村美紀)だ。さて、あなたなら、どの牝馬、どの騎手にかけるか?

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■二十四節気 字画数方陣

 前回の「たけしのコマ大数学科」で「二十四節気」の字画数による方陣が紹介された。縦横斜めの字画数の合計が、どこも「89」になるというもの。竹内薫センセによると、誰が作ったか不明とのことだが、よく考えたものだなぁ。

《参考》
AddinBox二十四節気の略算式

 二十四節気の日付計算に関しては上記サイトのデータと計算式を使わせていただいた。また、説明文は、大辞林(第二版)から抜粋した。検証が十分とは言えず、もし計算の齟齬があるとしたら、爺のミスである。

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■コマネチ大学数学科101講:魔方陣

 「♪子供たちが~空に向かい~両手を広げ……あとは~哀しみを持てあます~魔方陣♪」って、1979年のヒット曲「異邦人」をもじってみたが、若い人には、なんのことやら「たけしのコマ大数学科」。

問題:1~16までの数字を入れて魔方陣を完成させよ! また、完成した魔方陣の特徴をできるだけ挙げよ!

【遊び方】「0」の数字をダブルクリックして、キーボードから数字を入力し、縦横斜めの各列の合計を同じにする。

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