■哺乳類と爬虫類のあいだ

「哺乳類と爬虫類の違いを答えよ」と質問したら、多くの人は「哺乳類は子供を産んで育て、爬虫類は卵を産む」と答えるのではないだろうか。しかし、哺乳類である「かものはし」は卵を産む。

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「イルカ」や「クジラ」は海に住む哺乳類だ。イルカやクジラが魚類と違う点は「卵生」「胎生」の他に、尾びれの付き方が違う。イルカやクジラは身体の上下運動で進むため、尾びれは水平についている。いっぽう、魚類は左右に身体を動かして進むため、尾びれは垂直に付いている。

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■書籍:生物と無生物のあいだ

  「生命とは何か」この根源的な問いに、著者は「絵柄のないジグソーパズル」というアナロジーで答える。


 このジグソーパズルは、絶えずどこかのピースが抜け落ちてしまう。ひとつのピースが抜け落ちたとき、そのピースの形状は、そのピースを囲む8つの断片(ピース)の凹凸によって、抜け落ちたピースを特定することができる。これを「相補性」と呼ぶ。

 こうしている間にも、私の身体のどこかの細胞は死んでいる。しかし「相補性」によって、自己複製し、収まるところに収まる。私の60兆個ほどの細胞や、二万数千種類の蛋白質は、こうして死んでは生まれ、わずか数年ですべてが入れ替わってしまう。生物はこのダイナミックな流れの中で、エントロピーに抗し、「動的な平衡」を保っていられる。私は私のままでいられるのだ。

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■コマネチ大学数学科65講:順列組み合わせ

 

「インド式計算ドリル」がニンテンドーDSで今年の冬発売が決定した中村亨センセがひさしぶりに登場。渋谷スタジオでの収録は今夜が最後。次回からはダイ♪ダイ♪ダイ♪ダイバスター♪お台場スタージオで収録の「たけしのコマネチ大学数学科」第65講。今回は順列組み合わせ……ということなのだが。

問題:1枚500円のチケット売り場に500円玉を持った6人と1000円札しか持っていない6人の合計12人が並んでいる。販売開始時に売り場係りが釣銭を用意していないとすると、釣銭が不足しないような客の並び方は何通りあるか?

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■祝:国際エミー賞、最終候補ノミネート

 「たけしのコマネチ大学数学科」が国際エミー賞の最終候補にノミネートされた。番組出演者、スタッフとともに、番組を毎週楽しみにしているファンのひとりとして、この快挙を祝いたい。ノミネートされただけでもスゴイことだが、こーなったら、民放、初の受賞作として「たけしのコマネチ大学数学科」を歴史に残してほしいぞ。\(^^)/

 前の記事で、このことを書こうと思っていたのに、くだらない「枕」を書いてしまったため、書き忘れてしまったじゃないか^^;

 この番組の制作会社である「イースト」は、昔から「オフィス北野」とはつながりがあって、もう10年以上も前の話になるが、私が某アスキーに務めていた頃、「イースト」は「たけしの万物創世記」という番組を制作していて、番組収録時のスタジオ見学をさせてもらったことがある。現在でも「平成教育委員会」「熱血!平成教育学院」「奇跡体験!アンビリバボー」「たけしの誰でもピカソ」など、北野武が出演する番組を数多く手がけている。言わば、北野武の魅力を引き出すツボ、知的好奇心のツボを心得ていて、たけしが「ツー」と言えば「カー」と応えられる制作会社なのだと思う。表舞台には現れないけれど、制作会社のスタッフ、関係者の方々にも、称賛の拍手を送ろう。

■International Academy of Television Art & Sciences
NON-SCRIPTED ENTERTAINMENT
20071020

■薫日記

■KIYOねえのニューヨーク生活

■タレント主夫『山下修一(やましゅう)日記』

■コマネチ大学数学科64講:スイッチングゲーム

 もうすっかり秋の気配。秋の夜長を鳴き通す、ああおもしろい虫の声「ちょんちょんちょんちょん、スイッチオン」というわけで「たけしのコマネチ大学数学科」の第64講は「スイッチング・ゲーム」

問題:AからBまで線をつなげば勝ち。先手は線をつなぐ。後手は線を切って妨害する。どこからスタートしても可。ただし、一度つないだ線を切ることはできない。先手(つなぎ役)が勝つには、何手必要か?

遊べるバージョンを作りたかったのだが断念;;

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■平成教育委員会:Googleの入社適正試験

 鬚をさっぱり剃り落した竹内薫センセが「たけしの平成教育委員会スペシャル」に出演。見慣れた鬚がないので、すごく若々しく映る。「給食」の時間(正解すると豪華な料理を食べることができる)の国語の問題では苦戦し、松茸料理を食べそこねた竹内センセだが、下の「Googleの入社適正試験」に出されたという数学の問題(?)は、すぐに正解。上海蟹に舌鼓を打っていた。みなさんは、すぐにわかるかな。正解しても上海蟹はでないけれど^^;

問題:下図の数字はある法則に従って並んでいる。次の□に現れる数字の並びを答えよ。

20071015

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■爆笑問題のニッポンの教養:渋滞学

 先日、NHK総合で「爆笑問題のニッポンの教養」を見た。この番組、爆笑問題のふたりが、いろんな分野の研究室を訪れるのだが、今回は「渋滞学」の西成活裕氏だった。西成氏のコンピュータを使った渋滞シミュレーションや、実際に人間を使った実験などは、他の番組で知っていたが、この番組では、西成氏の人となりを窺い知ることができ興味深かった。

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■Flash:囚人の川渡り問題

「おれは~♪ジャック・バウワ~♪なんだ、かんだ、し・な・な・い~♪」秋の番組再編時期とあって、「24(トウェンティ・フォー)」の10日間連続放送が組まれていて、「たけしのコマネチ大学数学科」は今週も休講だった。

問題:脱獄に成功した4人の囚人の行く手を深くて暗い川がさえぎる。ボートは2人乗り。それぞれの囚人は、1分、2分、4分、8分で川を渡ることができるが、2人乗りの場合、遅い漕ぎ手のペースに合わせなければならない。どのような漕ぎ手の組み合わせで川を渡ったら最短時間で全員が川の対岸へ渡り切ることができるか?

助手:「所長、なんか唐突に『囚人の川渡り問題』ですけど、これって『プリズン・ブレイク』を意識しているんですか?」
所長:「そんなことで『24』に勝てるか!」
助手:「やっぱり^^;」