■[Flash]ブログパーツの作り方

Flashでブログパーツを作るとき、クリアしなければならないポイントが2つある。
・背景が透明な(背景を透過する)Flashを作る。
・利用者にFlashの簡単な表示方法を提供する。

この「ウィトルウィウス的時計図」は、以前、iGoogle用のガジェットを作ったときの流用なんだけど、ファイルを置いておいたサイトの契約を解除してしまったので使用不可になってしまった。そこで改めて、ブログ用パーツとして作り直した。

以下、その制作過程で気がついたことの備忘録。

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■[Flash]群行動

爺は、蟻とか、蜂とかの「群れとしての行動」にすごく興味がある。やつらは、個体としては、それほど考えているとは思えないのだが、集団になると、集団の中の自分の役割を見つけ、秩序が生まれ、まるで、集団が意思を持ったような「群行動」を取る。

上のFlashは、、単純な線で「小魚」をイメージしたものだが、群行動の数理モデルを適用すると、なんとなく、小魚のように見えなくもない^^; ここで言う「群行動」とは、どんなものなのか?

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■[Flash]曼荼羅図の描き方

前記事の「コマ大数学科:ベルヌーイ数」で「数学研究ノート」というサイトを紹介したけれど、このサイトに「曼荼羅」の描き方と画像がたくさん掲載されていた。カオスやら、フラクタル、マンデルブロなど、複雑系が好きな爺は、さっそくFlashで、曼荼羅図を描いてみた。

≪参考≫「数学研究ノート」
http://homepage3.nifty.com/y_sugi/index.htm


「Scale」は、1ステップ刻みで「300~500」まで設定できる。つまり、200種類の「曼荼羅」を描くことができる。キーワードは「複素数」だ。

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■[Flash]ラングトンの蟻

1980年代、「複雑系」科学の研究者たちが集まったロスアラモス研究所。クリストファー・ラングトン(Christopher Langton:1949年~)も、ロスアラモス研究所で「人工生命(Artificial Life)」の研究をしていた。


※出典:単純な脳、複雑な「私」 (池谷裕二/著)

【ラングトンの蟻】「Start」ボタンを押すと「蟻」は、画面内を動き始める。でたらめに動き回るが、カウンターが「10000」を超えたあたりから、突如、蟻は、ある方向へ向かい列を作り始めるのだ。一見、蟻の動きはランダム(無秩序)に見えるが、ある単純な法則に従っている。ラングトンが蟻に与えた命令(動きのルール)とは……。

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■[Flash]テトラヘキス

問題:4つの正六角形がつながった「テトラヘキス」が7個ある。この「テトラヘキス」のブロックを組み合わせて、下の灰色で描かれた形の石垣を作りたい。ブロックは回転させたり、ひっくりかえしてもかまわない。さて、うまく完成させることができるかな。


※出典:数学の秘密の本棚(イアン・スチュアート/著)

【遊び方】ブロックをマウスでドラッグ&ドロップして灰色の石垣(設計図?)に重ねていく。回転や左右上下の反転は、マウスでそれぞれのボタンをクリックするか、対応するキーボードのキーを押す。いい加減な爺の作ったFlashなので、上がり判定はしていない。完成してもご褒美はなし;; 心の中で「やった!」と叫んでほしい^^; 4つの正六角形をつなげた形「テトラへキス」は、回転や上下左右の反転を除けば、この7個に限られるんだね。

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■[Flash]カッシーニの卵形曲線の描き方

 赤塚不二夫の漫画に「逮捕する~!」と叫びながら、街中で拳銃をぶっ放す、目がつながった警官が登場する。その警官のつながった目の形が「カッシーニの卵形曲線」だ。

(※Flash8のソース:cassini01.zip

「カッシーニ」とゆーと、アメリカが打ち上げた「土星探査機」の名前を思い浮かべるかもしれない。「ジョヴァンニ・ドメニコ・カッシーニ(Giovanni Domenico Cassini:1625~1712年)」は、土星の4つの衛星や、土星の環の隙間を発見した天文学者だ。彼の功績を称えて、土星探査機の名前にしたわけね。

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■[Flash]ピタゴラ・ジュース・メーカー

 いつまで「原始ピタゴラス数」にこだわっているんだよ……と突っ込まれそうだが、爺なりの「ピタゴラ・ジュース・メーカー」を作ってみた。せっかく作ったので公開しておく^^;

※Copyright Hiroshi Yuki 「ピタゴラ・ジュース・メーカー」という言葉は、結城浩さんの命名。前記事「コマ大数学科141講:原始ピタゴラス数(補習)」を参照のこと。

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■槇原敬之:エンドレスで見るのだぁ

マッキー、あんたはすごい! そしておもしろい。

↑これは、YouTubeのobjectタグを貼り付けただけ。
http://www.youtube.com/watch?v=sY6QCaKM3Fg

爺は、べつに槇原敬之のファンではないけれど、この曲は、めちゃくちゃ気に入っている。渡部篤郎と桜井幸子が主演のドラマ「ラビリンス」(1999年)の主題歌として使われていたんだよね。

で、今回は、自作の「FLVプレイヤー」を作る方法を紹介しようと思う。題して「3分間で作れるFLVプレイヤー」。

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■[Flash]ライフゲームの作り方

 「ライフゲーム」は、イギリスの数学者、ジョン・ホートン・コンウェイ(1937年~)によって考案された生命の誕生、進化、淘汰のプロセスを、ものすごくシンプルな数理モデルで再現したシミュレーションゲームだ。

 過去エントリー「ライフゲーム」でも、紹介したが、たった12行のスクリプトで「ライフゲーム」を作った人がいる。今回は、その「psyark.jp」で公開されているスクリプトを使わさせて頂いた。

 では、その神技とも言えるスクリプトとは、どんな内容なのか?

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■[Flash]一次元セルオートマトンの作り方

 セルオートマトン(Cellular Automaton)のよく知られた例は「ライフゲーム」であるが、一次元セルオートマトンは、もっともシンプルな形のライフゲームとも言える。

 ステッパーの数値(ルール)を変えて、[Start]ボタンを押すと、さまざまな模様が描かれる。この点(セル)ひとつひとつを生物とみなし、隣り合う環境によって生死が決まる簡単なルールを適用すると、世代を追うごとに、どのように変化するかを見ることができる(おすすめは、ルール90、110、120、150など)。

 以下は、爺のFlash製作メモ。興味のある人だけ読んでね。

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