■書籍:人類の住む宇宙

 宇宙が膨張していることの説明のため、ある程度膨らませた風船の表面にマジックで3つの点を描き、さらに風船を膨らませる。「ほら、どの点から見ても、互いに遠ざかっているでしょ…」というのを、テレビなどで見たことがある人は多いと思う。

「放送大学」の「宇宙の進化」という講義を視聴していたら、もっとスマートな方法で説明していた。上の爺が作成した「Flash」は、それをマネたもの。画面内でマウスポインタを動かしてみてね。

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■放送大学:Collatz・角谷の問題

 テレビ番組の改編成時期とあって、「たけしのコマ大数学科」は、しばらくお休みのようだ。でも、10月以降も「たけしのコマ大数学科」は存続するようなので、ひと安心^^; そこで、今回は「コラッツ・角谷の問題」を考えてみよう。

【遊び方】初期値の入力欄をダブルクリックして、適当な数値を入力したら、「Enter」ボタンを押す。すると、偶数なら2で割り、奇数なら3倍して1を加えるという計算を繰り返して行う。デフォルトの「26」では、10回計算を行うと「1」になる。そこで初期値を「27」にすると、111回目で、やっと「1」に収束する。はたして、初期値が「1」以上のすべての整数は、このルールに従う限り「1」に収束するのか? というのが「コラッツ・角谷の問題」。こんな簡単なルールであるにも関わらず、「コラッツ・角谷の問題」は、未解決問題なんだよね。だから「コラッツ(角谷)予想」とも呼ばれる。いろいろな数値を入れて確かめてみてね。

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