■コマネチ大学数学科113講:もうひとつのオイラー数

 今日も、ネットをやり~の、酒を呑み~の、セントリ~ノ、爺は自由に生きる~の♪ ん?「たけしのコマ大数学科」

問題:1~8までのカードをシャッフルし、順番にめくっていく。最初のカードは赤い箱に入れる。次のカードがすでにめくったカードのうち、最大のときは、赤い箱へ。そうでないときは、青い箱の中に入れる。すべてのカードを箱に入れ終わったとき、青い箱の中にカードが1枚だけある確率を求めよ!

 コマ大数学研究会の方式で、とにかくひたすらにカードをめくって確かめてみる。ただし、この方法で、青の箱に1枚だけにするのは、かなりの幸運の持ち主。その幸運の持ち主は、成功したときに表示される「Keyword」をメールで爺宛てに送ってほしい。先着1名の方のみ、爺の拙著「あっという間のエクセル術」をプレゼントしよう^^;

《追記:11月29日》一番乗りの方が出ましたので、応募は締切ました。

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■あなたが裁判員になる確率

 2009年5月21日からスタートする「裁判員制度」だが、まだまだ周知されているとは言えない。結城浩さんの「www.textfile.org」経由で、奥村晴彦氏の「Okumura’s Blog」を見た。

 あるテレビ番組(爺は見てない)で、裁判員になる確率は「5000分の1」と報じていたらしいが、奥村氏いわく「『1年あたり』という大事なところを言わないのは、確率が小さいと思わせるためか。本当はこれから50年生きる人なら裁判員になる確率は約1/100のはず」とのこと。

 そこで、ガスコン爺も、この問題について考えてみた。


(※ガスコン研究所調べ)

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■コマネチ大学数学科112講:マジック

今回は、過去の数学オリンピックに出題されたという、数理マジックだよ「たけしのコマ大数学科」

問題:1~100の数字が書かれたカードが3つの箱に入れられている。異なる2つの箱からカードを1枚ずつ取り出して、カードに書かれている数字の合計をマジシャンに教えると「カードを引かなかった箱を当てる」というマジック。このマジックが成立するためには、どのようにカードを3つの箱に分けて入れたらいいか答えよ。

つまり、このマジックのタネ明かしをせよ! という問題だが、爺がマジシャンの役をするので、考えてほしい。爺の作成したFlashは、インチキはしていないのだけれど、ぜんぜんおもしろくないのは、どーゆーわけだ><;

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■書籍:あっという間のエクセル術

あっという間のエクセル術
あっという間のエクセル術

金矢八十男/著
学研M文庫 知の法則シリーズ
680円(税込)

サイズ:文庫 200頁
ISBN:4059020818
刊行日:2008/11/21

「ガスコン研究所」の爺が書いた本が出たので、ちょっと宣伝。意外と知らないエクセルの便利技を簡潔にまとめた本。文庫なので、持ち運びが楽なモバイルサイズ。通勤電車の移動時間、ちょっと一息のコーヒータイム、トイレの中でも、いつでもどこでも、すぐに読めて、すぐにわかる……というのが本書のウリ。

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■コマネチ大学数学科111講:11角形

 さよなら三角、またきて四角、四角は豆腐、豆腐は白い、白いは妖精、白い妖精はコマネチ……というわけで「たけしのコマ大数学科」

問題:一辺が同じ長さの正方形と正三角形が複数個ある。これらを隙間なく並べて、最小の凸な11角形を作るとき、正方形と正三角形は何個必要か?(※凸な11角形とは、へこみがないこと。どの内角も180度未満)

【遊び方】画面右下の「」と「」のボタンを押すと、新たな正方形と正三角形を追加できる。回転や削除は、図形にポインタを重ね、選択した状態で、キーボードのそれぞれのキーを押す。図形はマウスを使い、ドラッグ&ドロップで配置してね。

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■書籍:至福の超現実数

至福の超現実数
至福の超現実数
純粋数学に魅せられた男と女の物語

ドナルド・E・クヌース/著
松浦俊輔/訳
柏書房
1500円+税

 クヌース教授が若き日に書いたという「至福の超現実数」には、「純粋数学に魅せられた男と女の物語」という副題がついている。アリスとビルは、システムに組み込まれるのが嫌で、文明から遠く離れた、インド洋に浮かぶ無人島で「自分探し」の休暇を送っていた。何事も起こらず、退屈な日々が続き、そろそろ「文明」が恋しくなった頃、ビルはヘブライ語が記された奇妙な岩を発見する。どうやら、岩には「数の創造」の物語が書き込まれているらしい。ふたりは、その解読に夢中になっていく……。

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■コマネチ大学数学科110講:「31」

 DVD-BOX(第3期)が12月17日発売決定の「たけしのコマ大数学科」今回は「31ゲーム」の必勝法だよ。

《31ゲームのルール》
1~6までのトランプが24枚。二人が交互に1枚ずつカードを取っていき、その合計がちょうど「31」になるカードを取った人の勝ち(※31をオーバーしたら負け)。

問題:このゲームで先手が勝つには、最初にどのカードを取ればいいか。

【遊び方】マウスでカードをクリック。下の数字がカードの合計。ガスコン爺と対戦して、必勝法を見つけてね。(※必勝法は、ひとつとは限らない)

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■書籍:天才の時間

天才の時間
天才の時間
竹内薫/著
NTT出版
1600円+税

 竹内薫センセは「天才たちには、ある共通点があるのではないか?」と考えた。それが「天才の時間」だ。天才たちの生涯は、天才たらしめる偉業を達成する前に、必ず、世間や仕事など、そういった雑事から開放された時間が存在するという。「休暇」、または「熱中する時間」、あるいは「熟成期間」と呼んでもいいが、本書では、それを「天才の時間」と呼ぶ。

 そして、本書のカバーに仕掛けられたギミックとは……?(ギミックとは、手品などの「仕掛け」という意味なので、これでは、「仕掛けられた仕掛け」となり、「馬から落馬する」と同じ、重複表現になっちゃうかも^^;)

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■書籍:地図男

地図男
地図男
(ダ・ヴィンチブックス)

真藤順丈/著
メディアファクトリー
1200円(税別)

 百科事典のような大判の地図帖には、どのページの余白にも、びっしりと細かな文字が書き込まれている。それだけでなく、付箋や紙端がわしゃわしゃと貼られていて、閉じることもできないほど、分厚くふくらみ、はみ出している。その地図帖を抱え、関東地域を漂浪し、あちこちに出没する「地図男」とは? そして、地図男の紡ぎ出す物語とは……。

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