■コマネチ大学数学科76講:皿まわし

 救急搬送された患者を病院が……それは「たらいまわし」だね。細木数子が贈ったという、朝青龍の……そう、化粧まわしだね。ごめん、反省……だから、それは「猿まわし」だねの「たけしのコマネチ大学数学科76講」は、皿まわし。

問題:皿をまわすのに5秒かかり、すでに回っている皿を勢いづけるには2秒かかる。手を離してから皿は18秒間回り続ける。隣の棒へ移動するのに1秒かかる。5枚の皿がすべて回っている状態にするには、最短で何秒必要か。

【遊び方】リアルタイムのアクションゲームではないので、動かない限り時間は経過しない。落ち着いて考えてほしい(キーを押しても動かないときは、画面内を一度クリックしてね)。

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■コマネチ大学数学科75講:ミッシングハイカー

 録画を失敗してしまった「たけしのコマネチ大学数学科」だが、「シャブリの気になったもの」で問題を確認。考えてみた。

問題:10Km四方の雪原で半径2kmの救難信号を発信する遭難者を救難隊がくまなく捜索するための移動距離は最低で何kmか?

【遊び方】雪原の中をマウスでクリックしていくと、線が引かれる。捜索経路を作成したら「捜索開始」ボタンを押す(※1月26日追記)。

 雪原には、どこからでも進入可能だが、雪原内にワープしてはいけない。つまり、スタート地点は、10km四方の辺から入るということ。捜索経路も連続して移動できることが条件。半径2kmの一筆書きの要領で、10km四方の雪原を塗りの残しがないよう描ければいいということだ。

 遊べるバージョンを作りたかったのだが、爺の頭では、いつになるかわからないので、とりあえず、解答編をアップしておく。

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■Flash:Matrixで3D棒グラフ

 「Matrix」と格闘しつつ「たけしのコマネチ大学数学科」の放送を待っていたのだけれど、録画予約をする前に「いいちこ」で撃沈してしまった。はっと気がついたらもう朝。録画を失敗したのは、これで2回目だ><;今回の問題が気になるところだが「シャブリの気になったもの」の詳しい番組解説記事を待ち、いずれ、書きたいと思う。

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 「Matrix」(マトリックス)といっても、キアヌ・リーヴスよろしく、ミスター・スミスと格闘していたわけではない、Flashで画像を変形させるためのMatrix(行列)なのだが、なぜ、そんなはめになったかと言えば、それには、浅~いワケがあるのよ。

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■コマネチ大学数学科74講:ピタゴラス

 「アルゴリズム体操」始め~! 私は、NHK教育の「ピタゴラス一致」じゃなくて「ピタゴラスイッチ」が好きだなんだよね。一歩進んで前ならえ「たけしのコマネチ大学数学科」第74講。

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問題:脚立のように、同じ長さのハシゴを開いたとき、地面に接するハシゴの両端が4m離れている。このハシゴを3m登った人が足をかけている横木から……ええい、めんどうくさい。図のように、AB=ACの二等辺三角形がある。また、ADとBDは等しい。BC=4、CD=3のとき、辺ABの長さを求めよ。

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■ガバス不要の数学ゲーム

 「本日のオススメブログ」に紹介されてた。「ガバス不要の数学ゲーム」というキャッチコピーだが、このブログを取り上げてくれた編者さんは、昔の「ファミ通」読者だったのかな^^;

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≪転載≫
日刊ココログガイド

 「ガバス」とは、もともとは「ひょっこりひょうたん島」の通貨単位だが、昔の「ファミ通」に投稿、採用されると貰えるサービス券のようなもので、一定額に達すると、懸賞品と交換できた。

■書籍:夜中に犬に起こった奇妙な事件

Haddon
夜中に犬に起こった奇妙な事件 新装版
著者/マーク・ハッドン
訳者/小尾芙佐
発行/早川書房
価格/1300円+(税)
ISBN978-4-15-208795-9

 高機能自閉症、あるいはアスペルガーと呼ばれる人の中には、音楽や数学などの分野で優れた才能を具える人がいる。本書は、高機能自閉症の少年「クリストファー」が夜中に奇妙な事件を目撃するところから始まる。隣家の飼犬が何者かによって殺されてしまったのだ。第一発見者である少年は、犯人と間違われ逮捕されてしまう。すぐに疑いは晴れ釈放されるのだが、少年は犬を殺した犯人を探すことを決める。

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■書籍:生き抜くための数学入門

生き抜くための数学入門
生き抜くための数学入門 (よりみちパン!セ 23)
著者/新井紀子
発行/理論社YA新書
価格/1400円+(税)
ISBN978-4-652-07823-5

 「生き抜くための数学入門」(新井紀子/著)は、こんな問題から始まる。

 問1:円周率とは何んでしょうか? まずは「円周率とは……です」という定義を書いてください。そして、その定義にもとづいて円周率が「3」から始まる理由を論理的に説明してみましょう。

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