■3Dギャラリーの日本語版公開!
ブログの更新をさぼっている間も、Google Earthの進化はとまらない。すでにご存知の方も多いと思うが、Google Earth の3Dギャラリーの日本語版が公開された。
まず「3Dギャラリー ネットワークリンク」をダウンロードすると、Google Earthに3Dモデルの場所が家のアイコンで表示される。気に入った3Dモデルを探し、Google Earthに表示させるだけでいい。
3Dモデルの作成には、英語版だが「Google SketchUp」が公開されている。これにハマってしまうと大変なので、私的には、しばらく封印しておこう。^^;
■鳥のように飛びたい
「Going My Way」の10月29日の記事で知ったのだが、鳥のように大空を飛ぶ快感を味わせてくれる「Wings – a google maps explorer」。
Kengoさんの指摘のように、これまでにGoogle Earth上を飛行機で飛ぶというのは、これまでもあった。しかし、羽ばたく鳥の視点(まさしく鳥瞰図)で、飛ぶのは楽しい。上記のサイトから、国と都市を選ぶだけでいい。私は、日本の東京上空へ。皇居の外堀の水面に反射する光が美しい。警視庁のヘリポートでひと休みしようかしらん(^^;
■ロボット型住所関連情報検索システム
大阪大学大学院情報科学研究科萩原研究室のWeb検索チーム(リーダー:藤本典幸 助教授)の研究成果として公開された、このシステムは、あなたに代わり、ロボットが検索キーワードに適合する住所データを探し、それを地図の位置情報に変換してくれるシステムだ。
Google Maps APIを利用するためには、ライセンスキーを取得する必要があるが、Google Earth のKMLファイルを自動生成する「KML Generator」ならば、設定は不要。検索後にGoogle Earthが自動的に起動し、検索結果を表示してくれる。
で、実際に使ってみた印象だが、期待が大きかったせいか、さまざまなキーワードで検索してみたが、思ったほど、検索にマッチする位置情報をウェブから得ることができなかった。「ロボット検索」の時間は、ディフォルトで「30秒」だが、もちろん、もっと長く設定することもできる。検索が終わると、自動的にGoogle Earthが起動し、検索結果の位置情報に「ピン」止めされ、詳細を見ることができる。
「ロボット検索」なので、収集したデータは、精査する必要がある。しかし、KML形式(実際には圧縮されたKMZ形式)で出力するため、データの取捨選択、修正は容易だ。コツコツとデータを収集することを考えると、やはり、多大な効率化となり、企業、自治体、個人レベルでも、データベース構築という点で、非常に頼もしい存在になるのではないかという、期待感が募る。
余計なお世話だが、「KML Generator」をインストールするには、住所データと、データを位置情報に変換するための作業ファイルが作成され、ハードディスクには2GB程度の空き領域が必要になる。
また、「Going My Way」の2005年6月30日の記事で紹介されている「KML Generator v0.1」とは、別のものだ。
■小寺信良:写真+GPSがもたらす世界
IT業界の人向けでなく、すごく懇切丁寧に、わかりやすく写真とGPSの可能性について書かれた記事。この記事を読んで、私もソニーのGPSユニット「GPS-CS1K」を欲しくなったが、家から一歩も外に出ない、ひきこもり爺の私がGPSを持っても、意味がないと、悟った。