■平成教育学院:マス北野の算数

9月26日放映の「熱血!平成教育学院SP」で出されたマス北野の問題。これが、マイクロソフト社の入社試験問題だったというので、取り上げてみた。

問題:200匹の魚のうち、99%はグッピーです。98%をグッピーにするには、何匹のグッピーを取り除けばいいでしょう?

※制限時間は1分。日能研に通う小学生65%が正解した問題。

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■第30回高校生クイズ:ハッブル定数による宇宙年齢の推定と隕石の衝突による津波の高さの計算

先週の「たけしのコマ大数学科」の記事を書く前に、先日、放映された「高校生クイズ」の準決勝問題で気になった2問を消化しておく^^; 前回、第29回の「ピラミッドの石の数」と「太陽の寿命計算」でも書いたけれど、この「高校生クイズ」は正解かどうかだけで、それをどのように解いたか、解法に関しては、まったく触れていない。歴史や地理などの暗記問題に関しては、「知っているか」、「知っていないか」なので、「へぇ~そーなんだ」という感じでスルーできるが、物理や数学の問題の場合は、どのように解いたのか、その解法が気になる爺であった^^;

まずは、ノーベル物理学賞者、益川敏英さんからの問題

ハッブルの法則「v=H(0)r」を用いて現在の宇宙の年齢を推定せよ。

≪条件≫
※天体が地球から遠ざかる速度:v 天体と地球間の距離:r
※ハッブル定数H(0)=70.5km/(s・Mpc),1Mpc=3.09×10^22m
※vの値は宇宙誕生から一定
※有効数字3桁で答えよ

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■熱血!平成教育学院:マス北野の算数

ひさびさに「熱血!平成教育学院」マス北野の算数の問題。地震が起きて、壁に掛けてあった時計が落ちて、マス北野の頭に当たり、マス北野は気絶してしまった^^; 気がついて、落ちている時計を見ると文字盤に数字がないので、正確な時間がわからない。さて、何時何分でしょう? という問題。

爺なら、時計の裏を見て、壁掛け用の穴やフックがある方向が12時の方向と考えるとゆーか、もう一度、壁に掛け直せばわかる……って、そーゆー問題ではない^^; これは、那須高原海城中学校の入試問題。日能研に通う小学生35%が正解した問題だよ。

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■魔性の難問:リーマン予想・天才たちの闘い

 NHKスペシャルで「魔性の難問:リーマン予想・天才たちの闘い」が放映された。

 「ポアンカレ予想」に続き、今回も、美しい映像とCGで数学の難問を紹介してくれた。数学に関心がない人も、番組を見たなら「リーマン予想」に興味を抱いたに違いない。番組では、素数がいかに予測不能に出現するかを、素数階段のビジュアルで見せていた。自然数の長い道があり、道に書かれた数が素数だと一段上がる階段だ。オイラー先生がひとつひとつ、素数を確認しながら、その階段を上っていくのである。

 番組タイトルには「魔性の難問(The Cosmic Code Breakers)」と銘打たれていた。そこで、爺は、素数の星々を描いてみた。横100×縦100のマス目を作り、1万個の自然数を次々と調べていき、素数ならば、点を打っていくとゆーだけのFlashなんだけどね^^;

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■高校生クイズ:ピラミッドの石の数・太陽の寿命計算

今さらながらだけど、9月4日に放映された「全国高等学校クイズ選手権 高校生クイズ 2009」の記事。「高校生クイズ」は、問題が出され、それが正解かどうかだけが問われる。数学の問題でも、どういう手順で計算したかといった解説はいっさいない。その解法が気になった数学の問題を2つほど紹介。

問題:レンガを1段目は1個、2段目は2×2で4個、3段目は3×3で9個…というふうに、200段目まで積むと、レンガの総数は?

高校生クイズ・ピラミッド(1)

問題文のようにレンガを積むと、逆ピラミッドになっちゃうだろ…と思うのは、爺がひねくれてるせいかな^^; 制限時間60秒だよ。

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■がっちりマンデー:儲かる数式

TBS系列で日曜の朝に放送されている「応援!日本経済  がっちりマンデー!!」は、お金や経済にまつわる、いわゆる、独自の手法やアイデアで「儲かる話」を紹介している。いつもは、会社の社長などが登場し、自社の儲かる仕組みを話したりするのだが、先週は「儲かる数式」というタイトルで、ゲストも東大出身の森永卓郎と、八田亜矢子だったので、興味を持った。

番組中で紹介された、ひとつの数式が「楕円の公式」

楕円の公式

※効果音は、以下のフリー素材を使わせていただいた。
●ULTIMATEゲーム事業部

「楕円ビリヤード」には、面白い性質があって、楕円のふたつの焦点にボールを置き、球がクッションするように、壁のどこでもいいから狙って打つと、必ず、もうひとつのボールに当たる(爺の作ったFlashでは、焦点のひとつをポケットにしている)。キーボードの方向キー、または、画面上の矢印ボタンをクリックして、確かめてほしい。

しかし、これが、なぜ「儲かる数式」なのか……。

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■平成教育学院:マス北野の算数

問題:規則を見つけ、当てはまる数字を答えなさい。

マス北野の算数

※春日部共栄中学(改)

番組では、数字を捕まえ「虫かご」に入れると……と、マス北野が説明していたのだけれど、「Black Box」に変更。数字をドラッグして、箱(ブラックボックス)へドロップすると、数字が変わる。その法則を見つけ、「10」を箱へ入れたとき、いくつになるかを考えてね。

日能研に通う小学生の61%が正解した問題。番組では、磯野くん以外、全員が正解した^^;

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■平成教育学院:マス北野の問題

昨日(7月5日)放映された「熱血!平成教育学院」のマス北野の算数問題。

日能研に通う小学生の正解率32%の問題だけど、今回は、宇治原君だけでなく、打倒、宇治原君を目指した予備試験をトップの成績で通過し、テレビ初出演の新井聖二(山マウンテン)、自称天才の中野祐太、東大タレントの三浦奈保子、大阪芸大出身の女優、久保田麿希、そして、平山あやが正解。出演者12人中、正解者5人で約42%の正解率だった。平山あやは、問題の図を自分の中で測ったということで、計算はしていない^^; しかし、井戸田潤(答え:16cm)も、劇団ひとり(答え:12cm)も目分量だったが、不正解だった。

続いては、6月21放映の問題。

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■平成教育学院:マス北野の問題

「熱血!平成教育学院」のマス北野の算数問題。

直径12㎝の半円の中に、一辺が6cmの長方形があります。図形の赤い部分の面積から、青い部分の面積を引いた面積を求めなさい(※円周率は、3.14として計算する)。

出題:暁星中学

日能研の小学生の正解率は、46%とのことだが、番組内で正解したのは、宇治原君ひとりだった。