■コマ大数学科125講:アインシュタインpart2

 今回は、しょーもない爺の「話の枕」は、なしで、いきなり「たけしのコマ大数学科」。「アインシュタイン」が考えたとゆー問題のアレンジバージョン。なにせ、今回は、書くべき条件が多いのだ^^; 異なる色の5軒の家が並んでいて、そこには、異なる国籍の人が、異なる髪型で、異なる飲み物を飲み、異なるペットを飼っているという。さて、そこで、問題。

問題:魚を飼っているのは、どの国の人か?

1:イギリス人は赤色の家に住む
2:スウェーデン人は犬を飼う
3:デンマーク人は日本茶を飲む
4:緑色の家は白色の家の左
5:緑色の家の人はコーヒーを飲む
6:髪型が坊ちゃん刈りの人は鳥を飼う
7:黄色の家の人はリーゼント
8:中心の家の人は牛乳を飲む
9:ノルウェー人は一番目(左端)の家に住む
10:金髪の人は猫を飼っている人の隣に住む
11:馬を飼っている人はリーゼントの人の隣に住む
12:パンチパーマの人はビールを飲む
13:ドイツ人はスキンヘッド
14:ノルウェー人は青色の家の隣に住む
15:金髪の人の家は水を飲んでいる人の隣

【遊び方】条件をよく読み、条件に合う項目を「▲」、「▼」のボタンを押して選び、項目をマウスでドラッグ&ドロップして、表を完成させてほしい。表が完成すれば、おのずと、答えは明らかになる。

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■書籍:世界を読みとく数学入門

 「世界を読みとく数学入門」は、以前に紹介した、小島寛之センセの書籍「数学の遺伝子」を大幅に加筆修正して文庫化したもの。文庫なので、通勤電車の中でも、どこでも手軽に小島ワールドを堪能できる。だいぶ前に手にしていたのだけれど、あらためて紹介しておこう。

世界を読みとく数学入門
世界を読みとく数学入門
日常に隠された「数」をめぐる冒険

小島寛之/著

角川ソフィア文庫
定価:本体743円(税別)

 副題に「日常に隠された『数』をめぐる冒険」とあるように、世界は数でできている。たとえば、「平方根」は、日常生活のいたるところにあると言う。その例として、小島センセは、「ひもとコップと時計で作る平方根」を紹介している。

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■コマ大数学科124講:魔法使い

 先日、テレビで一粒5万円のイチゴが紹介されていた。たしかに普通のイチゴと比べると、やたらデカイし、甘味もあるらしいのだが、いったい、どんな人が買うんだよ。爺は「いちご」より「いいちこ」のほうがいい「たけしのコマ大数学科」

≪ルールの説明≫
魔法A:その場にあるイチゴ、1個につき、イチゴとバナナに変える。つまり、イチゴの数はそのままで、イチゴの数だけバナナが増える。
魔法B:その場にあるバナナ、1本につき、バナナとイチゴに変える。バナナの数は変わらず、バナナの数だけイチゴが増える。

問題:「魔法A」と「魔法B」を使い、1個ずつあるイチゴとバナナを、イチゴ15個、バナナ877本にするには、魔法を合計、何回使えばいいか?

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■書籍:パズルでめぐる奇妙な数学ワールド

パズルでめぐる奇妙な数学ワールド
パズルでめぐる奇妙な数学ワールド
イアン・スチュアート/著
伊藤文英/訳
早川書房 (2006/01)
価格:1800円+(税)

 「パズルでめぐる奇妙な数学ワールド」は、以前、海賊と金貨の問題「コマネチ大学数学科105講:多数決」で英語版の本を紹介したけれど、じつは、日本語訳版が刊行されていたんだね^^; 著者の「Ian Stewart」を爺は、「イアン・ステュワート」と表記してしまい、この名前で検索してもヒットしないはずだ><; 早川書房は、日本での独占的翻訳権を持っているようなので、「Ian Stewart」の人名表記は「イアン・スチュアート」とゆーことで……。

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■書籍:人類の住む宇宙

 宇宙が膨張していることの説明のため、ある程度膨らませた風船の表面にマジックで3つの点を描き、さらに風船を膨らませる。「ほら、どの点から見ても、互いに遠ざかっているでしょ…」というのを、テレビなどで見たことがある人は多いと思う。

「放送大学」の「宇宙の進化」という講義を視聴していたら、もっとスマートな方法で説明していた。上の爺が作成した「Flash」は、それをマネたもの。画面内でマウスポインタを動かしてみてね。

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■書籍:エクセル+関数活用技これ1冊!

エクセル+関数活用技これ1冊!
エクセル+関数活用技これ1冊!
金矢八十男/著

学習研究社
(Gakken Computer Mook)
価格:680円(税込)
ISBN:4056053898
サイズ:A5 240頁
刊行:2009/01/13

 ガスコン爺の本が出たので、ちょっと宣伝。今回の本は、以前に出した「エクセル活用技」と「エクセル活用技関数」、2冊の合本。別々に求めるより、お買い得となってますよ^^;

■コマ大数学科123講:正三角形ピタゴラス

 世の中は「バンアレン帯」ではなく、「バレンタイン」デー。人生いろいろ「たけしのコマ大数学科」。今回は、ビター島倉チヨコではなく、ピタゴラス。

問題:「3:4:5」の直角三角形の各辺を一辺とする、正三角形A、B、Cがある。AとBをふたつずつに切って、その断片を組み合わせて、正三角形Cを作れ!(※追記:断片を裏返ししちゃダメよ

正三角形ピタゴラス

 「ピタゴラスの定理」は有名だけれども「a^2+b^2=c^2」は、直角三角形の各辺に正方形を描いて説明される。でも、面積比なので、正方形でなく、正三角形でも、「a(√3/4)+b(√3/4)=c(√3/4)」になるわけね。

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■コマ大数学科122講:内角の和

 国民の信を問うことなく、安倍、福田、麻生と続いてきた内閣。「100年に一度の世界金融不安の時代」などと言っておきながら、だらだらと解散もできずにいる。小泉内閣の総務大臣だった麻生太郎が「郵政民営化には反対だった」などと国会で発言して、与党内も騒然だが、そう、今回は「内閣の和」ではなく、「内角の和」の「たけしのコマ大数学科」

問題:円周上に1~35まで点を打つ。1から7個ずつ飛ばして、点を線分で結び、星型の多角形を作るとき、その内角の和を求めよ。

 多角形の内角の和といっても、円周上に接する頂点が作る角度の和だよ。

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