■コマネチ大学数学科102講:花の東大生数学祭り(2)

 先週に引き続き「たけしのコマ大数学科」は、花の東大生数学祭り。「コマ大数学クイーン」の座を賭けて、女の熾烈な闘いが繰り広げられる、コマ大ダービー。負けて最下位となれば、ジャージを着て、コマ大数学研究会の体を張ったロケに付き合わなければならない^^;

20080823_07

 先週は、第3問の「あみだくじ」で、マス北野が速攻で1抜けしたところで終わった。東大生の中で最初に正解したのは、山田茜(100点)、2着は、木村美紀(90点)、3着、生駒尚子(80点)4着、岡本麻希(70点)、5着、伊藤理恵(60点)、6着、衛藤樹(50点)7着、小橋りさ(40点)が加算された。その得点表が上の図。なんと、古馬の木村美紀が1位。制限時間内で正解に辿り着けなかったのは、ポヌさんだけとなった;; ポヌさん、がんばれ! 「あみだくじ」の問題と解答は、前回の記事を参考にしてね。とくに補足することもないので、今回は第4問からいくよ。

第4問:マッチ棒パズル
4本のマッチ棒を動かして、面積3分の1の四角形を作りなさい。

【遊び方】マッチ棒をドラッグ&ドロップして、好きなところに配置する。マウスカーソルがマッチ棒と重なっている状態で、キーボードの「Z」キーを押すと左回転、「X」キーを押すと右回転する。

 この問題が提示されたとき、マス北野は、苦笑とも、余裕の微笑みともとれる、リアクションをしたので、過去に類題を解いたことがあるのかもしれない。この問題も、マス北野が制した(東大生たちの得点には、影響しないけれど)。

 東大生たちは、果敢にチャレンジするも、なかなか正解には辿り着かない。この問題、普通、四角形と言うと、長方形や平行四辺形、ひし形というイメージを抱くけれど、その常識的なイメージを払拭する必要があるんだよね。そんな中、飛び出したのは、生駒尚子だ。見事、正解して100点。小橋りさが2位通過で、90点。衛藤樹が3位で80点を獲得。以降は、タイムアウトで0点となった。

 ここまでの得点は以下の通り。生駒尚子が第4コーナーを回ったところで、抜け出したが、最後の直線で、逆転はあるのか、それとも、逃げきりなるか!

20080823_08

第5問:100
 さて、最後の第5問は、「たけしのコマ大数学科」100回記念にちなんで、0~9の数字の間に「+」や「-」を挿入して、合計数を「100」にする問題。「+」の記号や、「-」の記号は、すべて使うこと。

【遊び方】数字の並びは移動できない。「+」記号、「-」記号を数字の間にドラグ&ドロップして、計算式を作る。一度、ドロップすると、変更はできないので、やり直すときは、「ReSet」ボタンを押してほしい。

 中村亨センセによると、戦略はあることは、あるのだが、「えいやっ!」とやったほうが、早いとのことで、とりあえず、直感を信じ、試行錯誤で「+」と「-」を数字の間に入れていくしかない。時間的制約もあるのだろうが、番組最後で、正解が示されただけで、解説はなかった。

 爺が「たけしのコマ大数学科」が好きなのは、どんな難問でも、こーすれば解けるんだよ、という解法、発想法を見て、数学素人の爺でも「な~るほど」と思うから。それがないと、興味が半減してしまう。確かにこの問題、とっかかりが難しいが、爺がこのFlashを作っていて、気がついたのは、12+89が101だということ。つまり、3~7の間で足し算、引き算して「-1」の状態を作ることができればいい。

 とゆーわけで、最後の第5問だけは、正解を載せない。制限時間内で解けるかどうか、トライしてほしい。爺の作ったFlashでは、ドロップしたあと、「+」記号や「-」記号を入れ替えることはできないが、それでも、一度書いた記号を消しゴムで消したり、手計算をしなくてはならなかった東大生に比べ、かなり有利だと思う。

 これで、決着がつくだけに、もだえ苦しむ花の東大生たち。「でてきそ~!」とか「でてくる!」とか奇声を発し、ガダルカナル・タカから「長い間、便秘に苦しんでいるんですか。ピンクの錠剤を飲んでください!」とツッコミを入れられる、木村美紀。

 なんとしても、ジャージ姿のコマ大ロケは、避けたいということで、ルービックキューブを1分で完成させることができるという、岡本麻希が1位通過で「100点」を獲得して最下位を脱出。2位は、衛藤樹で「90点」を獲得するが、トップには届かず、木村美紀は、この問題で100点を取らなければトップに立てず、脱落。トップ争いは「悩殺シスターズ」の生駒尚子、小橋りさ、のふたりに絞られた。

 その混迷を抜け出したのは、生駒尚子、3位通過で「80点」を獲得。最終的な得点は……。

20080823_09

 「コマ大数学クイーン」の栄冠を手にしたのは、生駒尚子(420点)、2位は衛藤樹(320点)、3位は小橋りさ(290点)、4位は木村美紀(250点)、5位は岡本麻希(170点)、6位は伊藤理恵(160点)、そして、最下位は、山田茜(100点)という結果になった。最下位になったものの、爺の個人的な主観では、好感度アップですよ^^>山田茜。

 ちなみに、ガスコン研究所の「検索キーワード」の統計をみると、今回登場の東大生のうち、トータルすると、衛藤樹が、ダントツの1位なんだよね。なぜだか、爺にもよくわからんけれど……。

Comadaidvd_01
たけしのコマ大数学科DVD1
(第1期)

Comadaidvd_02
たけしのコマ大数学科DVD2
(第2期)

※コマネチ大学数学科の「過去問題」はこちらから。
コマネチ大学数学科:2006年度全講義リスト
コマネチ大学数学科:2007年度全講義リスト


“■コマネチ大学数学科102講:花の東大生数学祭り(2)” への3件の返信

  1. まいどです~。
    Firefoxの件ですが、10年前のPC+HDDギリギリなので、
    新たなブラウザを入れるのには、ちょっと勇気が要ります。
    今しばらく検証にはお時間をください。
    また、アメブロ起因のバグの場合は、
    アメブロでWindows以外は対処してくれないので、御容赦ください。
    アミダは、先生が間違っていたのですかーっ!
    単純に写し書きだったので気づきませんでした。(笑)

  2. たけしのコマ大数学科#102

    たけしのコマ大数学科#102
    フジテレビ 2008年8月21日 深夜OA
    (旧名称・たけしのコマネチ大学数学科
       番組的には第100回記念の2回目)
    今回のテーマは、
    「祝!100回 花の東大生数学祭り」(後編)
    DVDBOX第2期発売:2008年07月16日
     
    【DVD】
    たけしの…

コメントは受け付けていません。