■コマネチ大学数学科66講:ピックの定理

 「ピック?子豚さん? 私も太り過ぎないように頑張ります。ブヒッ、ブヒー!」というオープニングの戸部アナに「それは、ピッグだろ」と、ひとり、むなしくテレビ画面にツッコミをいれつつ「たけしのコマネチ大学数学科」第66講。始まり、始まりー。

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問題:碁盤の目のように等間隔に道が通っている図のような形の街がある。この街の中には交差点が37個ある(外周上にある5つの交差点は含まない。街の中央にある池の中の交差点(?)は含む)。外周の長さ、池の周囲の長さは図の通り。この街の面積(陸地のみ)を求めよ。

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■コマネチ大学数学科65講:順列組み合わせ

 

「インド式計算ドリル」がニンテンドーDSで今年の冬発売が決定した中村亨センセがひさしぶりに登場。渋谷スタジオでの収録は今夜が最後。次回からはダイ♪ダイ♪ダイ♪ダイバスター♪お台場スタージオで収録の「たけしのコマネチ大学数学科」第65講。今回は順列組み合わせ……ということなのだが。

問題:1枚500円のチケット売り場に500円玉を持った6人と1000円札しか持っていない6人の合計12人が並んでいる。販売開始時に売り場係りが釣銭を用意していないとすると、釣銭が不足しないような客の並び方は何通りあるか?

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■祝:国際エミー賞、最終候補ノミネート

 「たけしのコマネチ大学数学科」が国際エミー賞の最終候補にノミネートされた。番組出演者、スタッフとともに、番組を毎週楽しみにしているファンのひとりとして、この快挙を祝いたい。ノミネートされただけでもスゴイことだが、こーなったら、民放、初の受賞作として「たけしのコマネチ大学数学科」を歴史に残してほしいぞ。\(^^)/

 前の記事で、このことを書こうと思っていたのに、くだらない「枕」を書いてしまったため、書き忘れてしまったじゃないか^^;

 この番組の制作会社である「イースト」は、昔から「オフィス北野」とはつながりがあって、もう10年以上も前の話になるが、私が某アスキーに務めていた頃、「イースト」は「たけしの万物創世記」という番組を制作していて、番組収録時のスタジオ見学をさせてもらったことがある。現在でも「平成教育委員会」「熱血!平成教育学院」「奇跡体験!アンビリバボー」「たけしの誰でもピカソ」など、北野武が出演する番組を数多く手がけている。言わば、北野武の魅力を引き出すツボ、知的好奇心のツボを心得ていて、たけしが「ツー」と言えば「カー」と応えられる制作会社なのだと思う。表舞台には現れないけれど、制作会社のスタッフ、関係者の方々にも、称賛の拍手を送ろう。

■International Academy of Television Art & Sciences
NON-SCRIPTED ENTERTAINMENT
20071020

■薫日記

■KIYOねえのニューヨーク生活

■タレント主夫『山下修一(やましゅう)日記』

■コマネチ大学数学科64講:スイッチングゲーム

 もうすっかり秋の気配。秋の夜長を鳴き通す、ああおもしろい虫の声「ちょんちょんちょんちょん、スイッチオン」というわけで「たけしのコマネチ大学数学科」の第64講は「スイッチング・ゲーム」

問題:AからBまで線をつなげば勝ち。先手は線をつなぐ。後手は線を切って妨害する。どこからスタートしても可。ただし、一度つないだ線を切ることはできない。先手(つなぎ役)が勝つには、何手必要か?

遊べるバージョンを作りたかったのだが断念;;

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■コマネチ大学数学科63講:秋の数学祭り

 

 薫日記:「中村先生がタイに出張中だったため、コマネチ大学の収録は(いつもの一本ではなく)二本やった。」というわけで、先週の「折り紙partⅡ」に続いて、今週も竹内薫センセが解説を務める「たけしのコマネチ大学数学科」第63講。今回は、ちょっと趣向がいつもとは違う「秋の数学祭り」。

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■コマネチ大学数学科62講:折り紙 part2

 改造内閣を組閣し、所信表明をした2日後、国会代表質問の直前、安倍総理が突然、退陣を発表。全国民が秘孔を突かれ「アベシ……」と悶絶したかどうかはしらないが、それとはカンケーなく、戸部洋子アナ曰く「今回は難しさでは折り紙つき」の「たけしのコマネチ大学数学科」第62講。折り紙 part2.

問題:1辺の長さが1の正方形の折り紙を1本の線分に沿って折り曲げ、二重に重なる部分が線対称な五角形になるとき、その五角形の面積の最小値を求めよ。

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■コマネチ大学数学科61講:期待値

 ジャンボ宝くじの賞金総額は発売額の48.0%なので、300円の宝くじ券の期待値は、144円だ。それでも宝くじに夢を馳せるのは、1等賞金が2億円、2等賞金が1億円と高額なためだろう。宝くじの発行枚数は1000万枚、1等は1枚、2等は5枚なので、1等あるいは2等が当たる確率は「6/10000000」、大丈夫、サイコロを8回振って連続して「1」を出す強運の持ち主なら「たけしのコマネチ大学数学科」第61講。今回は、ちょっと変わったサイコロが登場する。

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 問題:直方体の各面に1~6まで数字を書き、サイコロのように転がす。ある数の出る確率が1/9で、別のある数の出る確率が1/4、さらに出る目の期待値が「3」のとき、3の反対側に書かれている数字は何か? ただし、向かい合う面に書かれている数の和は7とは限らない。

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■コマネチ大学数学科60講:ベイズの定理 (続き)

 とにかく確率の問題はややこしいので、私がどこで間違えたかも含め、問題を整理してみた。意味不明な人は、先に前エントリのコメントのやり取りを読んでほしい。ほんとはコメント内に表示したかったんだけど、コメントはHTMLの使用を禁止しているもので……。それと、もしかしたら、これも何かの参考になるかもしれないと思い、Flashのスクリプトを載せておくね。

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■コマネチ大学数学科60講:ベイズの定理

 もの忘れに関しては、誰にもひけを取らない私。「脳トレ」で有名な川島隆太氏によると「お酒を飲めば飲むほど、脳は萎縮する」と言う。ひぇ~なんてこったい。それでも「いいちこ」はやめられない「たけしのコマネチ大学数学科」え~と、第何講だったけか……。

問題:5回に1回の割合で忘れ物をする癖のある人がいる。A・B・C・Dの4箇所を回って家に帰ったとき、忘れ物をしたことに気づいた。2番目のBに忘れてきた確率を求めよ。ただし、忘れ物をしたのはどこか1箇所のみ。

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■Flash:数独

 前回の「たけしのコマネチ大学数学科59講」は、数独大会だった。番組内で取り上げられた、スイス大使館で行われた数独大会の決勝戦の問題は、難易度は低いが、これは解くスピードを競うもの。大会優勝者は、この問題を2分07秒で解いたという。どうがんばっても私には、こんなタイムは無理なので、ヒント機能付きのFlash版「数独」を作成してみた。

 「START」ボタンを押し、キーボードの「1~9」の数字を押してほしい。行と列、3×3のマス目の中には、1~9の数字が入り、重複する数字が入らないという、数独のルールに従って、その数字が入らない場所をマスクする。たとえば、3×3の中に空欄(白)のマス目がひとつだけなら、その数字が入ることが確定するので、マス目をクリックする。同じ数字を入力する場合は、そのまま続けてマス目をクリックしていけばよい。先にキーボードから数字を入力し、ヒントを表示してからマス目をクリックするという、ちょっとヘンテコな操作方法なので注意してね。キーボードで数字を入力しない限り、前回の数字を覚えているので、同じ数字を連続入力するにはクリックするだけ。入力を間違えたときは、新たに数字を入力し、そのマス目をクリックすれば変更できるよ。(※空欄に戻すには「0」を入力)

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