「Google Earth」のバージョン4が公開された。画像データが4倍になったということだが、単純に解像度が2倍になったわけではない。これまで低解像度だった部分の解像度を上げたということらしい。逆に「東京都庁」のように解像度が下がってしまった部分もある。他のサイトでも紹介されていたが、米グーグル本社の場所を表示し、拡大していくと……。
なんと、プールに描かれた「Google」の文字まで、はっきり見える。
今回のバージョンアップでうれしいのは、日本語での検索が可能になった点だ。これまで「Google Earth」で日本の特定の地域を表示させるには、まず「Google Maps」で検索し、「このページのリンク」をクリックしたあと、そのURLに「&output=kml」を追加するなどの小技が必要であった。
操作パネルも、スマートですごく洗練されたものになった。
「Googleツールバー」も先日、日本語バージョン4になったが、これを使っている人なら、ツールバーの検索ボックスに、たとえば「東京ディズニーランド」と入力し、「G」マークの「▼」を押し、「Google Earth」を選択。するとツールバーの「Google Earth」のボタンに「虫めがね」のマークが付く。これをクリックすると、「Google Earth」が起動して「東京ディズニーランド」の場所を表示することができる。
はやく日本でも「Directions」が使えるようになってほしい。これは出発地と目的地を入れると、その経路を検索し、斜め上空(クルマが見えるくらい)から道路に沿って表示していくもの。まるで、実写版の3Dカーナビゲーションだ。
とにもかくも「Google Earth」は楽しいというのが結論。