■Google Earth でタイムスリップ

Google Earth Blog の11月13日の記事「Old world meets new on Google Earth」。
20061116_01 David Rumseyという人の古地図コレクションの中から16点がGoogle Earthで見ることができるようになった。

「Layers」の「Featured Content」の中にある「Rumsey Historical Maps」をクリック。日本語版だと「特集コンテンツ」なのだが、現時点では、まだ登録されていないので、「ツール」メニューの「オプション」、「全般」タブ画面で「言語設定」を「English」にして「OK」ボタンをクリック。いったん、Google Earth を終了し、起動しなおせば、英語版のGoogle Earthになる(再び、日本語版に戻すには「デフォルトにリセット」ボタンをクリックしてGoogle Earthを終了すればOKだ)。

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■Google Earth ネタ あれこれ

■3Dギャラリーの日本語版公開!
20061105_01  ブログの更新をさぼっている間も、Google Earthの進化はとまらない。すでにご存知の方も多いと思うが、Google Earth の3Dギャラリーの日本語版が公開された。
 まず「3Dギャラリー ネットワークリンク」をダウンロードすると、Google Earthに3Dモデルの場所が家のアイコンで表示される。気に入った3Dモデルを探し、Google Earthに表示させるだけでいい。
 3Dモデルの作成には、英語版だが「Google SketchUp」が公開されている。これにハマってしまうと大変なので、私的には、しばらく封印しておこう。^^;

■鳥のように飛びたい
2006103103  「Going My Way」の10月29日の記事で知ったのだが、鳥のように大空を飛ぶ快感を味わせてくれる「Wings – a google maps explorer」。
 Kengoさんの指摘のように、これまでにGoogle Earth上を飛行機で飛ぶというのは、これまでもあった。しかし、羽ばたく鳥の視点(まさしく鳥瞰図)で、飛ぶのは楽しい。上記のサイトから、国と都市を選ぶだけでいい。私は、日本の東京上空へ。皇居の外堀の水面に反射する光が美しい。警視庁のヘリポートでひと休みしようかしらん(^^;

■ロボット型住所関連情報検索システム
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 大阪大学大学院情報科学研究科萩原研究室のWeb検索チーム(リーダー:藤本典幸 助教授)の研究成果として公開された、このシステムは、あなたに代わり、ロボットが検索キーワードに適合する住所データを探し、それを地図の位置情報に変換してくれるシステムだ。

 Google Maps APIを利用するためには、ライセンスキーを取得する必要があるが、Google Earth のKMLファイルを自動生成する「KML Generator」ならば、設定は不要。検索後にGoogle Earthが自動的に起動し、検索結果を表示してくれる。

 で、実際に使ってみた印象だが、期待が大きかったせいか、さまざまなキーワードで検索してみたが、思ったほど、検索にマッチする位置情報をウェブから得ることができなかった。「ロボット検索」の時間は、ディフォルトで「30秒」だが、もちろん、もっと長く設定することもできる。検索が終わると、自動的にGoogle Earthが起動し、検索結果の位置情報に「ピン」止めされ、詳細を見ることができる。

 「ロボット検索」なので、収集したデータは、精査する必要がある。しかし、KML形式(実際には圧縮されたKMZ形式)で出力するため、データの取捨選択、修正は容易だ。コツコツとデータを収集することを考えると、やはり、多大な効率化となり、企業、自治体、個人レベルでも、データベース構築という点で、非常に頼もしい存在になるのではないかという、期待感が募る。

 余計なお世話だが、「KML Generator」をインストールするには、住所データと、データを位置情報に変換するための作業ファイルが作成され、ハードディスクには2GB程度の空き領域が必要になる。

 また、「Going My Way」の2005年6月30日の記事で紹介されている「KML Generator v0.1」とは、別のものだ。

■小寺信良:写真+GPSがもたらす世界
 IT業界の人向けでなく、すごく懇切丁寧に、わかりやすく写真とGPSの可能性について書かれた記事。この記事を読んで、私もソニーのGPSユニット「GPS-CS1K」を欲しくなったが、家から一歩も外に出ない、ひきこもり爺の私がGPSを持っても、意味がないと、悟った。

■無料版のGoogle Earthで経路が可能に!

小飼弾氏の「404 Blog Not Found」の「Alpslab Route」(11月1日の記事)

これが3Dになったりしたらさらに面白いけど、そんなことはとっくに考えてるだろうなあ。

20061102_01 出発地点から目的地まで、3Dカーナビゲーションのように表示する「ルート検索」は日本語版では未対応なのだが、無料版のGoogle Earthでも、パスが打てるようになった。これまでパスが打てるのは、有料版だけだったんだよね。

で、さっそくパス(経路点)を打って、再生ボタンを押すと、出発地点から目的地までぐるりぐるりと方向を変え進んでいくじゃありませんか。

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ちなみに
Google Earth 4.0.2416 (beta)
Build Date Oct 31 2006

文肩と理肩@404 Blog Not Found

この記事は、小飼弾さんの「404 Blog Not Found」の「文肩と理肩」というエントリーにインスパイアされたものです。コメントとしては、文字数が多かったため、トラックバック記事としました。

 先人たちの肩に乗れるようになったのは、つい最近のことなんだよね。もちろん、昔は「文系」「理系」などといった分類はなかったろうし。文明は同時多発的に発生し、それらを結びつける通信手段もなかった。少なくとも、ガリレオ以前の天文学や、数学は、宗教的な意味合いも強かった。それが一変したのは、グーデンブルグの印刷技術や、論文を違ったコンピュータからでも見ることができるように考えた、ティム・バーナズ・リーが「ワールド・ワイド・ウェブ」の仕組みを考え出したからでしょうか。DANさんが述べている「数学的思考法」のふたつの図で言えば、天動説から地動説へ、ユークリッド幾何から非ユークリッド幾何、ニュートン力学から量子力学へ……。これらのパラダイムシフトは、「全順序」の円の図の中で、それらを含むさらに大きな円を描くことなんでしょうね。でも、なんか「全順序」って、その枠組みで考える限り、それを否定することができないから、ちゃぶ台をひっくり反したくなりますよね。複雑系などの登場は、多分に文肩的だと思うのだけれど、やはり、「全順序」の枠組みで、それを補完するものなんだよね。いずれにしろ、私のようなパンピーな酔っ払い爺も会話に加わることができるのは、ティム・バーナーズ・リーさんの肩が、100人どころか、数千万人乗っても大丈夫というほど、堅牢だったというわけではなく、その理念が素晴らしかったからです。

善悪中毒とは?

このブログは無料の「ココログフリー」を使っている。「ココログフリー」は無料の代償として、先頭の記事にGoogle Adsenceの広告が入る。広告収益は、ブログ運営者にではなく「ココログ」側に入る仕組みだ。

というのは、このブログ「ガスコン研究所」のGoogle Adsenceに以下のような、メッセージ広告が掲載された。

北は悪ですか
正義のために、また戦争ですか?
苛め、戦争を生む心の病、善悪中毒!

Google Adsenceに広告を出すには、キーワードを落札しなければならない。企業の広告ならわかるけれど、このようなメッセージ広告が表示されることは稀である。私はたまたまタイミングよく、目にすることができたが、広告を見ることができなかった人のため、リンクを貼っておこうと思う。

■善悪中毒の心理学-戦争など葛藤を生む心理
http://www.j15.org/GoodEvil/index.html

《引用》

倫理上の価値基準(=何が善で何が悪か)といった土俵を離れ、善悪という言葉・観念だけを純粋に取り上げてみると、その言葉・観念がいかに容易に錯覚の原因になるのか、という人間心理を観察することができます。

善悪の錯覚は、個人の心の葛藤を生むだけではなく、何千年にもわたって人類という巨大な集合体の様々な悲劇―戦争、テロ、抑圧、殺人、犯罪、拷問、いじめ―などの、根本的な原因となってきたと考えることが出来るのです。

このブログの過去エントリー「負け犬、勝ち犬?」でも書いたが、人間は本能的に二極に分けるのが好きなようだ。太古の昔から受け継がれた生命の自己保存のDNAによって、さまざまな局面で「危険か、安全か」といった判断を本能的に行ってきたからかもしれない。あるいは、群れをなす動物として、自分の属する群を「こっち」と「あっち」に分け、確認するためだったのかもしれない。

そして日常的に、あまり意識することなく「善悪」という倫理的な価値判断を行っていると思う。もちろん、「善悪」の判断をすることは大切なことだ。しかし、善か悪か、白か黒かに二極化してしまい、思考停止に陥ると、東郷潤氏の言う「善悪の錯覚」を生むことになる。

東郷潤氏は、「善悪中毒」、「善悪の錯覚」という言葉(スタンス)でさまざまな問題を解明しようとしている。その実践として「平和の絵本」を出版し、それを広める活動をしている。氏の「平和の絵本」はウェブ(上記のリンク、下記のリンク)で見ることができる。

平和の絵本集トップページ
http://www.j15.org/index.html

・終わりのない物語
・パブロフの犬
・魔法のメガネ
・嵐と湖
・どっちだ?
・子供を犯罪者に育てる方法
・教育マシン
・良い子にならなきゃ
・愛と嘘
・愛と敵
・優しい巨人
・一輪の花

素直な感想を述べると、申し訳ないが、最初は、ちょっと「引いて」しまった。しかし、すべての絵本を見れば、東郷氏がマジメに取り組んでいるのがわかる。第一印象が「引いて」しまったのは、あまりのストレート球に、目が眩んで体が「引いて」しまったのだ。

でも、なんのてらいもなく、直球勝負を挑み続ける氏の姿勢は、本当にスゴイと思う。私のような、酔っ払いの「さまよえる俗人」には、マネのできないことだ(ひねくれ爺の精一杯の好意的な記事だと解釈してくださいね)。でも、氏のウェブやブログで度々登場する、魔法のメガネをかけたモジモジくんの「モジ三」みたいなキャラクターは、可愛いというより、正直、ちょっと、コワいです;;
《引用》

2006102201

■東郷潤氏のブログ
「平和の絵本で-和を地球へ」活動日誌
http://peaceactivity.blog50.fc2.com/

善悪中毒 Book 善悪中毒

著者:びごー じょうじ,東郷 潤
販売元:リベルタ出版
Amazon.co.jpで詳細を確認する

Google Menu

Googleのパーソナライズド画面にガジェットを貼り付けることは、前々からできたけれど、これは便利だなぁと思ったのが「Google Menu」というもの。

2006102001

「Gmail」のように画面の左上に小さく、Googleが提供するサービスの名前を表示する。もともとパーソナライズドはGoogleアカウントにログインした状態で使うのを前提としている。なので、その状態からGmailやCalendar、Spreadsheetsなどへ直接、行き来できるわけだ。

2006102002 「Google Menu」に登録できる項目は、全部で10個。「Settings」で追加登録できる。私は「Google Reader」を追加してみた。

しかし、こうなると、すっかりGoogleの虜。Google依存度が高くなってしまう。ある日、身に覚えがなくても、Googleアカウントを取り消されたら……と考えると、ちょっと怖い。パソコンとかハードディスクも、突然使えなくなると、そのショックは大きい。日頃からバックアップと、代替手段を用意しておかなきゃ、とは思うんだけどね。

祝:Google ブログ検索

「Google Blog Search」の日本語版が公開された。

2006102003
http://blogsearch.google.co.jp

で、検索結果の精度というか表示の方法については、かなりクセがあると思う。

たとえば「inpostauthor:ガスコン」(検索オプションの投稿者で検索するのと同じ)で検索してみると、2006年9月21日の「脳のからくり」の次は、なんと2006年5月5日の「モーペルテュイの原理」という2つの記事が表示されるだけだ。

しかし検索結果10件の「RSS」をクリックすると、ちゃんと10件の記事を検索している。100件の「RSS」をクリックすれば、もっと数は増える。

これは、Googleニュースなどと同じで、同じブログや、同じ投稿者などの記事は、すべてを表示するわけではなく、数を絞って表示しているわけだ。このとき、どの記事を優先的に選択するのか、その基準はわからない。

「inpostauthor:ガスコン」で検索結果を表示したあと、「1日以内」を選ぶと(あくまで、この記事を書いた時点の話)、ちゃんと10月19日に投稿した記事がヒットする。つまり、インデックスは作成されているけれど、「指定なし」で検索すると、最新(3週間程度)のインデックスは表示されないというか、無視されるのかな……。あくまで、このブログの話で、投稿記事数が多いブログだと、また違ってくるのかもしれない。

ちなみに、「inpostauthor:」だけでなく、Googleの検索演算子の「link:」や「site:」などは、もちろんのこと、ブログ用の検索演算子「inblogtitle:」、「inposttitle:」、「inpostauthor:」、「blogurl:」も使うことができる。検索オプションを使うのと同じだけれど^^;

「500円でわかる活用技エクセル」発売

Excel_book これまでの学研「500円でわかる」シリーズにハンディーなコンパクトサイズ(B5版)の新シリーズが登場。10月19日発売なので、もう書店には並んでいるはず。146ページ、オールカラーで500円(税別)は、お買い得だと思う。本屋さんで見かけたら手に取って、そのままレジへ進んでください(^^;

 

 

■セブンアンドワイ
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=R0217076

■アマゾン
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4056045798

中国のミステリーサークル

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2006101702  中国の内陸部、タクラマカン砂漠とゴビ砂漠に挟まれた何もないような所だけど、直径300メートルの円形の奇妙な地形がある。影から判断すると、ストーンヘッジのように同心円上に並べられた何層もの壁のような建築物があるようにも見える。もっと奇妙なのは、その円の中心部に4機の戦闘機らしきものがあることだ。しかし、どう考えても、ここが航空施設であるわけがない。画面上部に白く雲のように見える部分も不可解だ。もし雲ならば、他の部分の影のつき方から考えて、地上に影が落ちるはず。もし、意図的に白く飛ばして隠しているのなら、なんらかの軍事施設なのではないかと考えられる。地上についた無数の2本線は、車両が移動した轍と思われるが、戦闘機のスケールから判断すると、かなり大型車両? いずれにしても、私にはよくわかりましぇん。ひょっとして地下核実験の跡なのだろうか?? これに関して事情通の方がいましたら、コメントよろしくお願いします。

Google Earthをインストールしている人は、以下のリンクをクリック。自分の目で確認してほしい。
■中国のミステリーサークル

美しい国は憎いし苦痛

「うつくしいくにはにくいしくつう」(回文)

引用:日刊スポーツ

 「美しい国」は「憎いし、苦痛」-。13日午後の衆院本会議で、テロ対策特別措置法改正案の趣旨説明に対する質問に立った民主党の山口壮氏は安倍晋三首相のキャッチフレーズ「美しい国」を取り上げ「逆から読むと『憎いし、苦痛』」と痛烈に皮肉った。

「うたばん」などでお馴染の山内アナの回文「いかない中居」(いかないなかい)とまではいかないが、きっと代表質問ということで、一生懸命考えたんだろうなぁ。

 でも、調子に乗って「ダ・ヴィンチ・コード顔負けのさしずめ安倍コード」とまで言っちゃうのは、いただけない。残念~~~~ん!!

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民主党:山口つよし氏のブログ
Mission21:明日、本会議で安倍総理に質問します
http://www.mission21.gr.jp/archives/000210.html