「今日の午後、夫が散歩に出かけた留守に掃除をしに這入ったら、あの水仙の活けてある一輪挿しの載っている書棚の前に鍵が落ちていた」……これは、谷崎潤一郎の『鍵』。昔、永井豪が「ハレンチ学園」を描き「破廉恥」という日本語の語感は変わった。同じく永島慎二の「フーテン」という漫画を読み、谷崎潤一郎の「瘋癲老人日記」は、なんとなく、ハイカラなイメージになった^^; ハイカラって「ハイカラー(高襟)」なんだけど、「ハイカる」なんて動詞になると、まるで「徘徊する老人」のようだ><; ボケ気味のヒッキー老人の「たけしのコマ大数学科」レビュー。お題は「鍵」。
例題:A、B、Cの3本の鍵で開く箱がある。長男がAとB、次男がAとC、三男がBとC、とゆーよーに鍵を持つと、二人が集まれば(協力すれば)箱を開けることができる。
問題:4人兄弟が何個かずつの鍵を持ち、3人以上でないと、開かないようにするには、錠前は何個必要で、4人の兄弟は、鍵をどのように持てばいいか?
出典:「数学パズル・20の解法」中村義作/著(講談社ブルーバックス)