■コマ大数学科140講:そろばん

昔から「読み書き、そろばん」という言葉があって、まぁ、人としての素養というか、最低限、学ぶべきことの「喩え」かも。現在の日本において、日本語を読み書きできない人や、簡単な四則演算をできない人は、限りなくゼロに近い。識字率の高さや、日常生活における計算能力は、世界的な視野で見れば、日本の平均的、教育水準の高さでもある……が、「読み書き、そろばん」という言葉は、世もつれ「読み書き、パソコン」になってきた……。はたして、「読み書き、パソコン」のリテラシーが、ちゃんと、日本の文化や、日本の教育現場に根付いているのだろうか「たけしのコマ大数学科」

問題:「そろばん」を使って、1から138までの数を足すとき、そろばんの一の位の一番下の珠(青い珠)は、何回動くでしょうか?

今回の問題は、実際に「そろばん」で、1から138まで足してみればわかる。たとえば、「4+1」を計算する場合、「4」で青い珠は、1回動き、「5」で下がるので、それも1回とカウントする。珠をクリックして、確かめてみてね。

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■コマ大数学科139講:ズバリ聞くわよ

いくら「数」が好きでも、細木○子だけは、いただけない。「たけしのコマ大数学科」

問題:ある数字を思い浮かべている人に質問をして数字を当てるゲーム。なるべく少ない回数でどんな数字でも当てられる質問は? ただし「その数字を教えてください」や「その数字から5を引くと何になりますか」など、直接答えを聞き出すような質問をしてはいけません。

 竹内薫センセによる説明では、「その数字に3を掛けた数字は?」みたいに直接、その数字を求めることができるものはダメ。数の性質を利用して、うまく聞いてほしいとのこと。ということは、質問は2つ以上ということかな。

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■コマ大数学科138講:派閥

 フジテレビのアナウンサーにも派閥が存在するという。ちなみに、戸部アナは、軽部派の一派だそうな^^;「たけしのコマ大数学科」

問題:5人の政治家がいて、いくつかの派閥があります。派閥とは1人以上の政治家が属する集団のことです。2つの派閥は、もし、その両方に属する政治家と、どちらにも属さない政治家が共に存在すれば、必ず、一方が他方を含むとします。派閥の個数の最大値を求めなさい。(ただし、5人全員からなる集団も派閥であるとします。)

※出典:2004年日本数学オリンピック予選問題

 問題文では、「いくつかの派閥があります」とあるが、5人の政治家がいるなら、1人1派閥で、最大でも5個だろう…と爺は思ってしまった。でも「必ず、一方が他方を含む」とあるので、5人全員の派閥1つか、最大でも2つの派閥になる。問題の意図は、5人の政治家で可能な組み合わせをしたときの派閥数の最大値ということね。

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■コマ大数学科137講:ビル

 ガダルカナル・タカは、高所恐怖症で外が見えるガラス張りのエレベータが嫌いらしい。爺がときたま、打ち合わせに行く「学研」の入っているビルもエレベータがガラス張り。それだけじゃなくて、トイレの壁もガラス張りなのら^^; 高所恐怖症の人はチビっちゃうかも「たけしのコマ大数学科」

問題:ある区画に25個のビルが正方形状に並んで建っています。下図は、真上から見たビルを表しています。

137講問題

以上の条件を満たすとき、中央のビルは何階でしょうか。

 矢印の数は、矢印の方向から見たときに、高いビルがあると、それより低いビルは隠れて見えないとゆーことね。条件にあてはまるようにステッパーの数値を変えてビルの階数を決めてちょうだい。

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■コマ大数学科136講:早稲田に挑戦

♪今年もゼミへ行くって、いっぱい数値を割るって、約分したじゃない、あなた約分したじゃない、解けない~♪「たけしのコマ大数学科」

問題:約数の個数が28個ある、最小の自然数「n」を求めなさい。
※早稲田大学、商学部の入試問題

 ジョンフンに因数分解を手伝ってもらおう(手抜きの流用><;)。

 今回から始まった新シリーズ(?)、東京6大学の入試問題に挑戦。しょっぱなに登場するのは「早稲田大学」。

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■コマ大数学科135講:長文読解

 麻生総理と鳩山代表の党首討論で、鳩山代表は「友愛」社会を作りたいと強調していたが、衆議員の議席を「自民220、民主284」の友愛数にしたい、ということなのかなぁ…(これでは衆議員議席の定数をオーバーしてしまう^^;)の「たけしのコマ大数学科」

※出典/クイズ大陸:No.Q51 小人の帽子

 目がチカチカするので、あらためて、問題--。

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■コマ大数学科134講:消えた数

「老兵は死なず、ただ消えゆくのみ」という言葉がある。「すげー昔、ラジコンの漫画を描いた漫画家がいたよな」とか、昔「ファミ通にガスコン金矢っていたけど、今、何しているんだろう?」とか、爺は世間から、消え去った存在だけれど、どっこい、まだ生きてて、こんなブログ記事を書いているの「たけしのコマ大数学科」。

問題:たろうくんは、1から順番に1、2、3、4、5……とある数までを黒板に書きました。じろうくんがその中の1個の数を消してしまいました。すると、残りの数の平均は(590/17)になりました。じろうくんが消した数はいくつですか?

※出典:2000年第9回 算数オリンピック トライアル問題

【遊び方】たろうくんが書いた数と、じろうくんが消した数をダブルクリックして、キーボードから数字を入力する。平均が(590/17≒34.7058)と同じになったら正解!

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■コマ大数学科133講:ソ連の円周問題

 新型インフルエンザA(H1N1)が国内でも感染拡大しているもよう。軽度症状の感染者は家から出ないようにと呼び掛けているが、爺の場合は、1年中、家にひきこもりの「たけしのコマ大数学科」アンドリアノフ~^^;

133講:問題

問題:三角形ABCの外接する円周上を動く点Pがある。PからAB、ACにおろした垂線の足をM、Nとするとき、MNの長さが最大となるPの位置を作図せよ。

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■コマ大数学科132講:カックロ

 なにやら聞きなれない言葉だが「カックロ」とは、足し算を利用したパズルとか(戸部アナのオープニング)。いわゆる「クロスサム」と呼ばれるパズルだが、「加法クロス」から「カックロ」になったそーな(中村亨センセ談)の「たけしのコマ大数学科」。今回は、その「カックロ」にも通じるところがある、足し算パズルだよ。

問題:表裏に0~9までの数字がひとつずつ書かれたカードが5枚ある(数字の重複はない)。すべて表の数を足すと「19」、左から3枚を裏返して、見えている数を合計すると「20」になった。同様に、裏裏表裏裏の場合は「35」、表表裏表裏の場合は「11」、表裏表裏表の場合は「31」になった。最初に見えていたカードの表にあった数を並び順に答えよ!

問題提供:クイズ大陸「真説5枚の紙切れと数字

【遊び方】数字をダブルクリックして、キーボードから数字を入力してほしい。図は、5枚のカードを時系列に並べたものなので、左端のカードの表は、同じ数になる。カードの裏も同様。要は、表裏のカードの数の合計が、右側のオレンジ色の数字なればいい。

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■コマ大数学科131講:春の数学祭り

 2009年、東京マラソンが開催された日、全国の数学好きの人が集まり、熱きバトルが繰り広げられた……なんちゃって、今回は「たけしのコマ大数学科DVD 第4期」の発売イベントで出された問題を解く、春の数学祭り。

第1問:左下の出発点から45度の角度で球を発射し、壁に当たると45度の角度で跳ね返る。球がポケットに入るまでに何回、跳ね返るか?

【注意】[Shot]ボタンを押すと、正解がわかっちゃうよ。自分で考えたい人は、答えを出してから押してね^^;

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