先日、Windows XPパソコンが壊れた話をしたが、とりあえず、新しいパソコンを入手し、壊れたパソコンを修理に出すことにした。
で、新しいパソコンには、試用期間90日限定のウィルス対策ソフト「McAfee」が入っていた。ウィンドウズを立ち上げ、まずは使用環境を整えるため、必要最小限のソフトをインストールしたのだが、頻繁に「McAfee」の登録を促すポップアップウィンドウが開くので、ついつい登録をしてしまった。
新しいパソコンを購入したときって、それでなくても、使用環境を整えるために必要なソフトをインストールししたり、設定をしたりと、やらなければならないことが多い。そんなとき、頻繁にポップアップウィンドウが表示されるのは、非常に疎ましく迷惑だ。発売時期から、それほど経っていないパソコンなのに「Adobe Reader」は、バージョンアップを促され、しかも「7.03」「7.05」「7.07」と小刻みに差分をロードし、その都度、再起動を求める始末だ。
システムは、ウィンドウズを初めて起動した日や、再起動した回数を記録しているはず。そこで、少しでもユーザーのことを思うのなら、初起動から1週間、再起動が10回を超えるまでは、バンドルソフトのインストールや登録を促さないようにできないものか。それでなくても、新しいパソコンを購入する動機が、それまで使っていたパソコンが起動できなくなったからという場合、長年連れ添った妻から、突然、離婚届を付き尽きられたようなもので(離婚経験はないが)、暗澹たる気持ちで、なんでこんなときに……と精神的には、いっぱい、いっぱいになっているのよ。
そんなわけで「McAfee」を登録したら、返信メールがブロックされて、相手に送信されない現象が起きた(もちろん、ウィルスに感染したメールを送信しようとしたわけではないよ)。もうパニック状態で「アプリケーションの追加と削除」で「McAfee」を削除しようとしたら、ちゃんとアンインストールプログラムを使っているにもかかわらず、プログラムを削除することができない。ネットで調べると、ソースネクストのページに「McAfee のアンインストール方法」が載っていた。どうやら、アンインストールする順番が重要らしい。特定の順番でアンインストールしていかないと削除できないのだ。自社のアンインストールプログラムで安全かつ確実にアンインストールできないウィルス対策ソフトって、いかがなものか。 他社のホームページでアンインストールの方法を紹介してもらっているというのも、どーなのよ? 「McAfee」といえば、今年、3月にマイクロソフトの「エクセル」をウィルスと誤認する騒ぎがあったばかりだし……。
ソースネクストのホームページで「McAfee のアンインストール方法」を載せているのも、ソースネクストのウィルス対策ソフトを購入したユーザーが「McAfee」のアンインストールができないという問い合わせが多かったためではないかと考えてしまう。
ソースネクストは、この7月にウィルス対策ソフトのバージョンアップ、年間更新料を無料にした「ウイルスセキュリティZERO」を発売した。こういうご時勢だから、ウィルス対策ソフトは必須だが、期限切れのメッセージがわずらわしい。毎年、更新料を払い続けるのもつらいところ。3,970円で、Windows Vistaの公式サポート期間が終了する2016年まで、更新料なしで使い続けることができるのは、いいかも。
ウイルスセキュリティZERO (説明扉付きスリムパッケージ版) 販売元:ソースネクスト |
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pc:ウイルスセキュリティZERO
つい1週間ほど前にソースネクスト社のウィルスセキュリティー2006を購入したばかり。その数日後ニュースで「ウィルスセキュリティーZERO」の発売を知りました
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