■コマ大数学科144講:明治に挑戦

東京六大学に挑戦シリーズの第2弾、今回は、マス北野の母校、明治大学の入試問題に挑戦「たけしのコマ大数学科」。

コマ大数学科:問題

マス北野が明治大学を受験した1965年の問題。

コマ大数学研究会の面々は、明治大学ということで、京王線の明大前駅にやってきた。ここで、理工学部の場所を聞くと「理工学部はない」という返事。理工学部は小田急線の生田駅にある別キャンパスだったのだ^^;

通称「生田坂」という急坂を上ると、明治大学生田キャンパスがあった。マス北野のお兄さん、北野大教授も登場^^; で、一番、優秀な学生がいるサークルを聞き込み、「明大オートメーション研究会」を訪れた。

明大オートメーション研究会は、NHK主催の「ロボコン」などにも出場している機械工学サークル。このサークルの幹事長を務める、佐藤智哉さんが、今回の問題にチャレンジした。

コマ大生や仲間たちが見守る中、見事、問題を解く。所要時間は、8分41秒。

はたして、マス北野は自分が受験したときの問題を解けるのだろうか。後輩には負けられないマス北野と、木村美紀と山田茜さんの東大生チームのチャレンジが始まった。

問題用紙を見るなり、「これ、微分とか積分とかするの?」「積分、あ~いやだ」と弱音を吐くマス北野。中村亨センセからも「ポイントは抑えていますね」と言われるほど、出だしは好調だったが、ピタッと手が止まる。
コマ大生(明大、佐藤さん)の答えは「9/8」。

マス北野は匙を投げた絵を描き「替ヘ玉です」とフリップに書いた。

東大生チームの答えは「8/9」。山田茜さんが解法の説明をしてくれたが、中村亨センセの解法と同じ考え方なので、省略。

中村亨センセの「美しき数学の時間」

今回の問題は、3次式で表される関数の問題ということで、接線の傾きを求めるには微分法、面積を求めるには積分法を使う。とても丁寧に微分法、積分法を説明してくれた。

以下、中村センセの板書きの丸写し。

美しき数学の時間(1)

美しき数学の時間(2)

美しき数学の時間(3)

美しき数学の時間(4)

というわけで、明大の佐藤さん(8分41秒)、東大生チームが正解だったが、東大生チームの記録は、8分46秒ということで、コマ大フィールズ賞は、明大の佐藤さんへ(コマ大生代理)。

「問題を見たら、2分で解けちゃうので、後輩に花を持たせるのが大変だったよ」と、おちゃらけるマス北野^^; 番組終了後、頭にタオルを被り、中村センセのホワイトボードをじっと眺めているマス北野の姿が映った。その顔はすごく真剣だった。還暦を過ぎて、数学にチャレンジする姿は、体力の衰えを感じながらもリングに上がり続けるボクサーのようにかっこよく見えた(ちょっとホメすぎ^^;)。

今回、爺にとっては、苦手な微分積分の問題だったが、最後にMaximaで検証しておこう。

Maxima微分積分

Maximaに頼りきっていて、自分で手を動かそうとしないから、いつまでたっても、爺はダメなのかも><;

今週は「全英女子オープンゴルフ」に釘付けだ^^; 先の全米女子オープンで初優勝した宮里藍の顔が、ますます「シーサー」のように見えてきた^^;

※Pencil Missaileは、[SPACE]キーでも発射できるよ^^;

※コマネチ大学数学科の「過去問題」はこちらから。
コマ大数学科:2008年度全講義リスト
コマネチ大学数学科:2007年度全講義リスト
コマネチ大学数学科:2006年度全講義リスト


“■コマ大数学科144講:明治に挑戦” への3件の返信

  1. まいど!
    >今週は「全英女子オープンゴルフ」に釘付けだ^^
    私も釘付けになりました。
    あのトリプルボギーが・・・。
    >「シーサー」のように見えてきた
    とてもいい表情でしたね。期待したいです。
    さだまさしと交互に見るのが大変でしたが・・。
    お邪魔しました。

  2. たけしのコマ大数学科#142 「明治に挑戦」

    たけしのコマ大数学科#142
    (旧名称・たけしのコマネチ大学数学科)
    フジテレビ 2009年7月30日 深夜OA
     
    今回のテーマは、
    「明治に挑戦」
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    【New】
    たけしのコマ大数学科
    DVDBOX 3…

  3. シャブリさん、コメントありがとうございます。
    「ゴルフ」に、「もし…たら」は、ありませんが、とても惜しかったですね。宮里藍が打つたびに、こっちがドキドキしちゃいました。

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