■[酒とバカ]:Google Maps Golf ?

先週の「たけしのコマ大数学科」が放映された木曜深夜から、金曜、土曜、日曜と、爺は連日「全英オープン」に釘付けだった(おかげで、記事のアップが遅れてしまったけれど;;)。

んで、「Google Maps API for Flash」を使って、誰か「ゴルフ」ゲームを作ってくれないかなぁ……と、常々思っていた。

Googlegolf

(※画像は、爺の妄想で、実際に遊ぶことはできないよ><;)

Google Mapsならば、ゴルフの聖地「セントアンドリュース」のオールドコースだろうが、「タンベリー」だろうが、行き放題。高い会員権を持たなくても、誰でもプレイできる。地形データなどが、もっと細かくなれば、コースの起伏も再現できるだろう。さらに、ストリートビューのカメラをゴルフ場のカートに乗せれば、実際のコースを歩いて周っているような臨場感を得られるかもしれないじゃない^^;

日本でも、ゴルフ場のホームページは数多くあり、地図と連動したゴルフ場検索「MEGA GOLF」のようなページもある。それぞれのゴルフ場が地形データや、立木や池、バンカーなどの3Dデータを作成し「Google Maps」上に公開したら、ゲームを楽しめるようになるかも……と爺は、勝手な妄想を抱く。

そもそも、爺は、「ゴルフ」なんて、ブルジョワジーの遊び、道楽だと思って、好きではなかった。経済バブル期の日本では、ゴルフ場がたくさん出来て、GoogleEarthで見ても、森林がハゲ山のようになっていた。高額な会員権を持つ者だけがプレイできて、貧乏人は立ち入ることもできない場所だった。

ところが、スポーツとしての「ゴルフ」を見ると、これが、けっこうおもしろいんだよね。17歳の石川遼と、今年、還暦を迎えるトム・ワトソンが、「The Open」で一緒に戦うことができる。石川遼は、タイガー・ウッズと同組でラウンドし、惜しくも予選敗退したが、ワトソンは、18ホールのパーパットを外し、惜しくも優勝を逃し、プレイオフで敗退した。最後は、ちょっと哀しさも漂ったが、これも、ゴルフだ。ワトソンは、最終日前日のBBCのインタビューで「タンベリーの魔法があと18ホール続いてほしい」と答えていたが、ぎりぎりの18ホールで魔法は解けてしまった。まさかプレイオフのことまでは考えていなかったのだろう。

勝敗がはっきりする、スポーツ選手のピークは、体力的に短いものだが、ゴルフは、メンタルなスポーツと言われるように、現役で活躍できるレンジが広い。

爺は、実際にゴルフをしたことはないが、「ゴルフ」をゲームの面からみてもおもしろい。SHARPの「X68000」というパソコンで「遥かなるオーガスタ」を遊んでいたし、その後、ファミコンゲームにもなって、ジュースを賭けて、東腐屋ファミ坊とも対戦した。プレステの「みんなのゴルフ」も好きだった。

「ゴルフ」がテレビの視聴率を稼ぐようになったのは、女子プロの宮里藍や、上田桃子、諸見里しのぶ、おじさんキラーの古閑美保の活躍も、見逃すことはできない(唯一、爺のあくまで趣味として、横峯さくらと、そのパパは好きではない><;)。そして男子プロでは、やはり、石川遼が登場したからだろう。

それと、爺がゴルフ番組をついつい見てしまう原因が、もうひとつある。それは、ゴルフ解説者の戸張捷(とばり・しょう)さんの声が、じつに心地よいこと。戸張捷さんの声を波形にして分析したら、人間に心地よい「1/fのゆらぎ」になっていた……と言われても、爺は信じてしまうだろう^^;

それにしても、石川遼は、まだ17歳だというのに、インタビューなどの受け答えが、じつにしっかりしている。ある趣、「品格」みたいなものも感じる。ついつい「品格」という言葉を使ってしまったが、爺は「品格」って言葉があまり好きじゃない。なんか、「品」のランク付けという感じだ。「製品」の良し悪しならランクも付けられるだろうが、人間の「品性」に対して格上だの、格下だのというは、どーなのよ、と思ちゃうのだ。

先日「たけしのミカタ」で、日本人の品格について、語っていた。なんでも、日本では「○○の品格」と題した書籍が200冊以上も出版されているという。

まぁ、爺は「品格」とは無縁だが、貧乏人や庶民であっても「粋」な感じの人は好きだ。う~む、「ゴルフ」の話が、いつのまにか「品格」の話になっているのか、よくわからないが……ま、いっか^^;

ちょいと、酔いが回ったみたいだ><;