■Flash:マッチ棒パズル

 「一週間のごぶさたでした……」司会の玉置宏です。って玉置宏って誰?(Googleに「もしかして玉木宏?」と言われた><;)ひらめきの天才、マス北野がお送りする「たけしのコマネチ大学数学科」えっ今回は休講なの? でも、そんなのカンケーねぇ!!オッパッピーというわけで、自作自演のマッチポンプはこれくらいにして、今回は「マッチ棒クイズ」。


問題の出典は「頭をよくする面白・難問数学パズル160

 で、出典元の「頭をよくする面白・難問数学パズル160」だけど、数理パズルが好きな人には、お薦めの一冊。お値段は「1800円」と、ちょい高めだけれど、A4変形版ともちょっと違う、幅広版型で全ページ、カラー印刷で、ほぼ全ページにセンスのよいイラストが入っている。まるで絵本みたいなカンジなのだ。ただし「表紙」に「公式が憶えられる数理パズル」とあるのは、ちょっといただけない。確かに本書には「ディオファントスの方程式」や「フェルマーの最終定理」、円周率の話では「ライプニッツの公式」や「オイラーの公式」、「ラマヌジャンの公式」などが登場するが、公式を憶えることが本書の目的ではない。無味乾燥な図版ではなく、楽しいイラストで、難しい数式ではなく、直感やヒラメキによる解法を導いてくれるのだ。

 本書の監修をしている、松原望センセ(東京大学教授:計量社会科学)の序文を引用させていただく。

本書は,さすがは数学の本場フランスの伝統もあって,かなりレベルが高いにもかかわらず面白い.問題を解く面白さ,あてずっぽうか見当でも機転で正解を得たときの磨かれたセンスの満足感がある.本書の問題を解くことで,「理解」一本やりの重苦しさから解放されて,数学の楽しさを味わってほしい.あたかもフランスの料理や印象画のように.

 本書の本質はこれって感じ。さすが松原望センセはわかってらっしゃるって感じ^^;

 そんなわけで「マッチ棒パズル」のFlashを作ったのは、ひとつ作成しておけば、応用というか、流用が可能だから。自分が考えた「マッチ棒パズル」も可能だ。下の問題は、いちおう自分で考えたものだが、すでに、どこかであるかも、かも……。

 解答を見て、ブーイングの嵐、「こんなの、センスねえ! オッパッピー!!」と言われるかも><;

※追記:9月29日

 ドラッグした状態で移動しながら、回転の操作を行うと、マウスカーソルとマッチ棒が離れてしまうことがある。そーなると、ドロップすることもできず、リロードするしか手がなくなる状態になるバグがある。そーならないためにも、読者の皆様方におかれましては、ドラッグする以前に、カーソルをマッチ棒に合わせ、カーソルの形が「手」の形になったところで、[Z]キー、あるいは[X]キーを押して回転させてほしい……と思う、今日この頃^^;

20070928_02頭をよくする面白・難問 数学パズル160
著者:Fre’de’ric Brel
イラスト:Patrick Cerf
訳者:藤野邦夫
監修:松原望
出版:誠文堂新光社
価格:1800円+税