■素数ゼミの謎

先日、夕方のテレビのニュースで「シカゴで17年ゼミが大量発生」というニュースを見た。木の幹にも葉にも、セミがびっしり。木の根元にはうず高くセミが密集している。なんでこの時期? これも暖冬の影響? と思ったが、アメリカでは17年周期で大量発生するセミがいるらしく、その数は、数十億匹とも言われ、はんぱな数じゃない。それだけの数のセミが一斉に鳴きだすと、上空を飛ぶ飛行機の音も聞こえなくなるほど、すさまじいという。しかし、騒音被害くらいで、他に害はない。それどころかセミは貴重な蛋白源。とくに羽化したばかりの青白いときがおいしい(?)ということで、日本人のリポータが生で食べていた。地元の人たちは「セミ・パーティ」を開き、クッキーなどにセミを混ぜ込んで焼いて食べている映像も流れた。

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素数ゼミの謎
吉村仁/著 石森愛彦/絵
出版社:文芸春秋
ISBN:978-4-16-367230-4
発行年月:2005年7月
価格:1500円(税込)

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■コマネチ大学数学科48講:傾き

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頭がよみがえる算数練習帳」の重版おめでとう! の竹内薫センセが講師を務める「たけしのコマネチ大学数学科」第48講。演題は「傾き」。

問題:もっとも急な勾配が「1/3」の傾いた平面がある。南北方向の勾配を測ると「1/5」であった。では、東西方向の勾配はどれだけか?

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