■コマネチ大学数学科40講:和算PartⅡ

イタリアのちょい悪オヤジ風、竹内薫センセが和服を着て登場。マス北野の「崔洋一みてえだな」の一言に激しく同意「たけしのコマネチ大学数学科」第40講。お題は「和算」。以前、「百五減算」をやったが、今回は、なにやら幾何の問題。

今有如図直内容等円二ケ設二斜相錯載側円
其短径及等円径若干問得側円長径如何

20070302_01

問題:この楕円の短径が4、等円の直径が1のとき、
楕円の長径を求めなさい。

20070302_02

この式にb=2,r=1/2を代入すると、a=√9で「3」、長径はその2倍で「6」になる。

ならば、はじめから式を2倍にしてみる。

20070302_03

これが、算額の公式
置短径倍之加等円径乗等円径開平方二之得長径合問

というわけで、じつは、上で紹介した式は、ほとんど、以下のサイトから、書き写しただけ><;
一関市博物館:和算に挑戦
「美しき数学の時間」で紹介されていた解法、アファイン変換による解答例も載っている。なんだか、難しそうだったので、パス;;

また、「算法助術」(長谷川弘閲/山本賀前 編)は、電子復刻版が公開されている。二十八(82:右から読んでね^^;)にあるよ。

20070302_04

元の図形をひっくり返している。それにしても「和算」は、なかなか風情があってよろしいなぁ……。

“■コマネチ大学数学科40講:和算PartⅡ” への4件の返信

  1. いつも応援ありがとうございます!
    ちなみに、あの和服は自前です(笑)
    着付けが大変で、妹に手伝ってもらいました。解説は、もうちょい和算の公式の導き方などをやればよかったですね。アファイン変換のほうは、楕円のx軸を圧縮して、円にしてしまうと、円の接線の性質などを使える、というだけのことです。名前だけ難しそうですが・・・。

  2. コマネチ大学 #40

    コマネチ大学 #40
    たけしのコマネチ大学#38  2007/03/01 深夜OA
    今回のテーマは、
    「和算 Part2」
    ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
    江戸時代に日本独自の発展を遂げた数学、「和算」。番組史上2回目となる
    今夜は、さらに…

  3. 今晩は、いつもお世話になります。
    江戸時代の和算の公式集
    「算法助術」の電子復刻版が公開されていました。
    紹介します。
    http://www.asahi-net.or.jp/~nj7h-ktr/jojutu/jojutu.html
    今回の例題の図
    http://www.asahi-net.or.jp/~nj7h-ktr/jojutu/jojutu18.html
    「和算」確かに風情がありますね。
    番組最後に、たけしさんが言っていたインターネットサイトは
    ガスコンさんの事だろうなぁと思って見ていました。
    「コマネチ大学」の本にも出ていましたね。
    I appreciate in your usual cooperation.
    Best Regards,Chablis

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