C015:ビュッフォン

2006年7月28日


 締め切りに追われつつも、やはり見てしまう「たけしのコマネチ大学数学科」。今回の問題は「1辺10cmの正方形のタイルをしきつめた床に直径3cmのコインを落としたとき、コインが4つのタイルに重なる確率は?」


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4つのタイルに重なった数
コインを投げた総数 確率(%)

(※追記:2012年10月)コマ大数学研究会は、「銭湯」の10×10㎝のタイル目地を利用し、牛乳びんのフタ(直径3㎝)を放り投げて検証。銭湯だけに「1010」回、コインを投げて4つのタイルに重なる確率を算出した。「1000投」でもよかったのでは……。それは、ともかく、この記事、もともとは、Flashコンテンツだったんだけど、今回は、HTML5のCanvasと、JavaScriptで作り直してみた。


 慣れの問題もあるかもしれないが、CanvasとJavaScriptで画像を動かすのは、かなり手続きが面倒……という印象。いろいろなお約束事を覚えるのが大変だな……。まあ、愚痴を言ってもしかたがないので、今回の「ビュッフォン」の問題に立ち返る。コインを投げたとき、どのタイルの上に落ちるかわからないが、どのタイルに落ちたとしても、4つのタイルに重なるのは、コインの中心が下図の範囲に落ちた場合だ。


 コマ大数学研究会の答えは「55/1010 約5.5%」、マス北野は「22.8%」、東大生チームは「9π/400」約7%という答えで、みごと正解した。



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