C004:折り紙

2006年5月12日

 このブログは、木曜深夜の数学バラエティ番組「たけしのコマネチ大学数学科」で出された問題を「エクセル」で解くことを目的としているが、今回のテーマは「折り紙でいちばん大きな正六角形を作る」というもの。さすがに「エクセル」では折り紙はできない。第4回目にして、はやくもギブアップである。


 番組を見逃した人のため、折り紙でいちばん大きな正六角形を作る方法を紹介しておこう(これでは、たんに番組を追従するだけだが……)。

 まず、折り紙でいちばん大きな正三角形を作る方法だが、角Aを中心線に重なるように折る。同様に角Bも折る。こうしてできた、「a」と「b」を結ぶ線で折ると、いちばん大きな正三角形になる。

 これを踏まえ、正六角形の場合は、折り紙を4つ折にした状態で正三角形を作ったならば、一度、折り紙を開き、対角線ABで折り、先ほど作成した正三角形の折り目を複製する方法で作ることができる。

 ところで、今回の講師は、中村亨(あきら)センセだ。今後は、竹内薫センセと交代で講師を務めるらしい。番組内で印象的だったのは、折り紙で図形を作ることは、コンパスと定規で図形を描くのと同じ。また、コンパスと定規で作ることのできる図形は、2次方程式を解くのと同じだが、折り紙は3次方程式まで解くことができるらしい。コンパスと定規では、正七角形や、正13角形を描くことはできないが、折り紙では可能とのこと。なんか、すごいぞ「折り紙」。



コメント: 通りすがりの者 | 2006年5月20日 (土) 00時47分


すみません。
私、その番組を見ていないのですが、
本当に「三角」定規って
言われていましたでしょうか?


コメント: Gascon | 2006年5月20日 (土) 10時22分


番組内でも「三角定規」、「定規」と表現している部分が混在していますが、たんに、直線を引く道具として「三角定規」と言ったのだと思いますよ……。


コメント: 通りすがりの者 | 2006年5月20日 (土) 11時01分


番組内でも使われていたんですね。
Googleで検索したら、この番組の感想を書いた
複数のブログで「三角定規」と書かれていたので
気になっていたんです。
回答ありがとうございました。

三角定規を使うと、3次方程式も解けてしまう恐れが。
私の誤解ならばよいのですが。
別のブログでも聞いてみますね。

ついでに、
> 2次関数を解くのと同じだが、折り紙は
> 3次関数まで解くことができるらしい。
普通は2次「方程式」、3次「方程式」ですね。
(笑)


コメント: Gascon | 2006年5月20日 (土) 10時22分


なるほど……。
正しくは「2次関数の問題を解く」とするべきでした。
こちらも、こっそり「方程式」に直しておこう……と。


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